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禁足地「八幡の藪知らず」に行ってきた

古畑任三郎、今30周年でTVerで見れるじゃん。なんであんなバラバラに公開されてるんだい?あんなバラバラ、異人館村殺人事件以来だよね。でお馴染みJPです。よろしくどうぞ。

この前、6/8に東京に行く機会があった。
東京に行くのは久々だったので、かねがね行ってみようと思って計画してた場所、知ってる人は知っている名所「八幡の藪知らず」に行ってきた。

八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)は、千葉県市川市八幡にあるの通称。古くから禁足地とされており、「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠し伝承とともに有名である。

市川市が設けた解説板[要文献特定詳細情報]には、「不知八幡森(しらずやわたのもり)」と記されており、ほかに「不知森(しらずもり)」「不知藪(しらずやぶ)」とも称される。現在は不知森神社(しらずもりじんじゃ)の一角のみ立ち入りができる。

※参考文献 民明書房刊「たけやぶやけた」


上記民明書房(日本語に訳すとウィキペディア)にもあるように、禁足地の一つだけど、おそらく場所自体は禁足地の中でもトップクラスに行きやすいところなので、何かの機会に行ってみたいと思っていた。
先に断っておくと、関西に住む僕にとって、東京以外の関東はかなり無知である。全部群馬みたいなもんだし、群馬いじりのネタもあんまり分かってない。全部脳内で兵庫中部に変換してる。

そんなわけなので、調べた結果、東京駅から三十分足らずで着く場所だったとしても、千葉県はよくわかんない場所であった。何もわからない。見えない。暗闇だ。江戸時代の夜か。

東京駅から総武線にdondokodokodokoとゆられてたどり着いたのは本八幡駅。

むちゃくちゃ逆光じゃんか。草刈正雄くらい眉間に皺入った本八幡駅くん、かわいそうに。
調べたらここからめちゃくちゃ近い位置に目的地はあるというのに、すごいのどかだ。のどかというか、のんきだ。みやすのんきか。
とりあえず歩いてみる。ロータリーを抜ける。
時刻は十四時前。ご飯朝から食べてないからお腹は空いているけど、僕はそんなことは構わない。絶対に寄り道せずに「八幡の藪知らず」にたどり着くのだ!

お??てめえわしの地元やと見ん顔やのお??なめとんか?こちとら王将のアニキに世話になっとんやぞ?やんのけ?

腹を満たした僕は、「もう帰ってもいいかもなあ」と思いながらノロノロと進んでいく。その姿さしずめ山本太郎。
駅からまっすぐ三分、そこから右折して三分。ビジョンメガネのCMの犬のように直角に曲がる。伝わったら30代。

めちゃめちゃ普通の街を歩く



複雑に入り組んだ現代社会に突然現れるデカ目の竹藪。私が局長のJPCOOLBOYです。

竹藪は突然に

しかし本当に突然あらわれるなあ、若手時代の千賀かよ。
ちなみに左側に見える建物は市役所。本当に街のど真ん中にある。
聞いてた伝説と街並みのギャップがすごくて結構びっくりする。とはいえ周りには古い建物も多いので結構溶け込んでる感じもする。

不知森神社って言うらしい
裏の住宅にかけてるブルーシート見えてる。ウケる
横には結構広い
石ころ

すげーーーー!!本当にネットでみた通りのところだけど、みんなまじで普通に生活してる!!
ぱっと見、この藪に興味を持ってるのは自分だけで、なんなら明らかに婚姻届出しに来てる浮かれたカップルもいた。生活に溶け込みすぎだろ。

みんな興味なさそうすぎてこの祠の前に行くのにちょっと躊躇した。
流石に騒ぎに来ただけだと祟られそうなのでお賽銭をたっぷり5円も奉納してきた。円安でごめん。

帰ってから気がついたけど御朱印もらえたんだなあ


禁足地になった由来が書いてあった。

生活圏のど真ん中とはいえ、確かに竹林は鬱蒼としてるし、夜にいたらちょっときもいかも!と思ったので今度は夜に行きたいなあ。流石に竹藪の中に入るのは憚られた(そもそも柵があるので入れない)。
ここ、前情報がないと、昼間に見る分には気にも留めないかもしれない。
でも分かってる状態で向かうと、歩いてていきなり出てくる竹林は本当に存在感があって「うおお…」って声が出たので気になる人はぜひ行ってみて欲しいです。本当に行って良かった。
これから遠征がある時はこんな感じの場所に行けるだけ行こうと思います。


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