マガジンのカバー画像

創作まとめ-筆者:リズム

117
全部入ってます。
運営しているクリエイター

記事一覧

苦しみは幸せの前座

人と関わらないと生きていけないことを心から悟った時、曲がりなりにも人間なんだと思えました…

祈りは強い力、生きていくための。

桜の匂いがしなくなってもうずいぶんと経ちました。 先日行った青森では、夜になるとたちまち…

曇り空の詩

曇り空の奴とはどうにも関わりづらい。 よく一緒にいるって思われてるんだろうけど、特に話す…

夏のすべてに額縁をはめこんだような日

眠れない夜もそりゃああるからさ、 夏のすべてに額縁をはめこんだような日に、 くたびれた顔を…

そうして朝をむかえる。

部屋に、大きな水槽があるのです。 僕はまぁ塩の塊ではあるので、 一日を終えてそこに沈み込み…

夏のドライブの詩

車に乗る。暑い空気を追い出すべく、エアコンを最大にする。 一番、雲が夏の方角へひたすら走…

川が流れるように生きてる

色のない雑草や、散らかった部屋とか、廃れた商店街、錆のついたナイフみたいな、寂しさに含まれる風の揺蕩い。 風が吹いて、雲は流れる。川の水も流れる。 6月の、コオロギの鳴き声みたいな、見たこともないし名前も知らない音を、都合よく、自分だけの声援とたたえて、焦げそうな日差しのせいで、そそくさと買い物から帰る。 主要都市の、横の横にある地方都市の郊外の外れにある村に帰りつき、 イメージよりも早く来る夏の夕方にて、ほの温かい庭石に座れば、僕は面白くも神妙そうな顔つきになって、今だけ

強かに生きてください【短歌】

短歌を知って、始めてから1年ほど経ちました。 過去作から厳選してまとめましたので是非見てく…

10

薄い梅ジュースが好きという

炭酸水を水で割って、梅ジュースをそれで割る。薄さにみとれている。 浅薄な観念は、それはつ…

関コミ70にでます。

連絡がすごーく遅くなりましたが、5月12日の関西コミティア70にださせて頂くことになりました…

療養中

眠りたいですね。 生まれ直してから、確か、三度目の四月がそろそろ終わります。 最近は日常…

犬 犬のお腹のぬくもりは窓際の太陽 犬の頭のぬくもりは冬場のストーブ 犬の背中のぬくもりは…

3月の短歌まとめ

リズムです。 最近は詩がうまくかけなかったところに、短歌のおもしろさを知りました。 これか…

ことばの責任

びりびりに破かれた紙を見つ けた。それはきっとかつて正 方形だったのだろうもので、 所狭しと乱雑に詰め込まれた 言葉達が自分の家に帰れない と嘆いている。言葉を産み出 すのは人の勝手だが生まれた 言葉は独り歩きして時には摩 耗して消えていき、時には情 報を吸収して肥大していく。 言葉の後処理をするのが面倒 な私は、今書いた言葉たちを びりびりと破いてしまった。