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発酵と組織の成長に共通する「3M」とは?

お酒など発酵食品の醸造を担う方から、お話を伺うと楽しい。

そこには、先人や偉大なる自然から手に入れた叡智と技術の結晶が詰まっている。そんなお話には、人と組織の成長との共通点が沢山!たくさん!
畏敬の念を持ちながら、ワクワクしてお話を伺っている。


先日、そんな発酵を担う方の声を胸にしまい、ノートとペンをもって、山に籠もった。「組織発酵学」のネタ探し、コンテンツの思考を巡らせに。

山の中の静寂。
風の音と、木々の葉っぱが擦れる音
時々聞こえてくる、鳥の声

そんな環境で、発酵と人と組織の成長の関連を考えていると、
「組織発酵学」に必要なエッセンスが沢山降ってきた。

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自分自信が苦しんできたこと、痛い思いをした経験・・・
そして今までお手伝いさせていただいた企業での組織の課題、さらに色々一緒にお仕事をさせて頂いた方リーダーの方々の、苦悩からの成長、なんともし難い状態からの脱却、発展していったプロセス・・・


特に、最近の ”自分自身の課題” について思いがフォーカスした時に、ある酒造りをしている杜氏さんから伺ったお話と、絡み合って次の言葉が、降って湧いてきたのである。

待つ
観る
任せる

この3つが、発酵にも必要だと・・・
そして、自分自身の成長課題もここに・・・
さらに、組織の発展、チームの成長にもこの3つはとても大事なのではないか???


私自身も、この3つのキーワード、課題と書いたがとても下手くそな1人である。コンサルタントとして育ってきたので、「すぐに問題解決!」と取り掛かってしまう。『待つ』ことができない。(汗)

そしてセッカチな性格も役立って、焦って結果を待ち望み、白黒つけたがり、結果や成果ばかり気にしがちだ。「待つ」ことで、変化やプロセスを味わえない(恥)

さらに、部下やチームを持った際にも、「俺がやったほうが正確で速い!」とばかり、”任せられない”人だ(ろう)。(酷)

発行をする際には、菌が育つ環境を整え、変化を「待つ」
変化している途中で、発行状態を「観る」
そして、外部から手を必要以上に加えず、菌に「任せる」
のだそうだ。

話を組織のことに戻そう。
組織として、上手く言っているリーダーとしても、この3つのキーワードがうまく機能している。部下やメンバーの成長や変化を「待ち」、時々の状態をよく「観て」いる。成果が出るまで必要以上に手を出さず「任せて」いる。

僕自身も、クライアントでそういった状態をよく見てきた。プロジェクトが成功する時は、適度な緊張状態と焦らず緊張を解きほぐし、待つ状態や任せる状態の両面が必要だ。そういった緊張と緩和の間を繰り返すことで、ブレイクスルーや、新規アイディアが起きていることを、僕自身も見てきた。


待つ!
観る!
任せる!

この3つのキーワード、頭文字をとって、「3M(スリーエム)」
と名付けてみた!(決して、どこかのメーカーの名前ではございません)

人と組織の成長に必要な「3M」

あなたは、発酵していますか?
あなたの組織は、発酵していますか?


#組織発酵学
#人と組織の成長
#組織開発


Brew株式会社 代表取締役
原 佳弘

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