2023年振返り~決める!しかし決めつけ過ぎない!
2023年もあっという間でした。
皆様にとっては、どんな一年だったでしょうか。
組織発酵学の導入企業からの声
今年は、この組織発酵学を導入してくださる企業が増えました。とある企業では、受講した社員が他の方にオススメしてくれて参加してくれる講座として評判にもなりました。
組織発酵学の真髄「しなやかだけど芯のある人材」「自分を醸し、他人からも醸されあう組織」を目指した講座、組織へのアプローチ。選択肢を増やし、自律・主体性を持つ考え方を共に見つけていき、囚われ・思い込みを以下に外し、他人に影響力を与える存在となっていくか。
そんな講座に関心を持ってくれることに感謝するとともに、「自分と同じような事につまづいている方がやっぱり多いんだな」とも感じました。
組織発酵学自体の進化は?
実は、今年は組織発酵学を進化させる、という目標があまり進まなかったのも正直なところです。中身をブラッシュアップしよう、ホームページもリニューアルしよう、もっとPRやイベント実施もしよう、と「決めて」いました。
しかし、春の繁忙期が過ぎても、夏を超えた頃に、、、違和感というか、取り組みたい気持ちが湧き上がらなかったのです。
「今はまだやれないな・・・」
「今やってもいいものになれないんじゃないか・・・」
そんな、「言い訳」「やらない理由」を付けて取り組まないだけにも一見、見える状態でした。
ただ、どうにも取り組むことが出来ませんでした。
以前の私なら、TODOをやってないなんて!と自分を責めていたでしょう。もっと厳しくタスク管理!スケジュールを開けて!やることを細分化して!とやっていたものでしょう。
組織発酵学の考え方に基づく
ただし、今回はこのように考えていました。
組織発酵学の考え方に基づき「熟成するのを待とう」
変えていくことは決めている。ただし「いつ」やるか、「どう」やるか、はそのときの流れに沿おう。その方が、組織発酵学らしいや!きっとその方が、うまくいくはず ♪
そう思って、あまり深く思っていませんでした。
するとどうでしょう。
一通り、企業への組織発酵学の提供が落ち着いた11月末頃に、「いよいよ、やっちゃう!今だな」というココロの波がやってきたのです。それはもう、何がキッカケか、何をしたか、ではなく、自然とそういうココロのざわめきがやってきたのです。
決めるけど、決めつけ過ぎない
「やらなくては」と決めつけすぎると、どうしても目の前の障害や課題が気になる。そして問題解決アプローチになり、課題解決にエネルギーが取られて進まない・・・。これは、選択肢を多様に持つべし、という組織発酵学の思想とは違う考え方や取り組み方だ。
そうではなくて、こうなりたいな!と未来を決める。これは、どうあってもそうなるんだろうな!と緩く持つ。
手段やルート、たどり着く方法、タイミングは、多様性、選択肢はたくさんある。ガントチャートやスケジュール管理ではなく、未来がそのうちやってくるよ、というプランドハプンスタンスの心構え。
組織発酵学での「決めるけど、決めつけすぎない」
今年の、この「組織発酵学をブラッシュアップしよう」と思った出来事自体を、組織発酵学のアイデンティティに基づき取り組んだな、と思うのです。図らずも、自身の組織発酵学への想いを再確認することにもつながりました。
皆さんは、今年1年 どんな発酵をしましたか?
2023年12月31日
組織発酵学 プロデューサー
原 佳弘
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