看護師30年生
看護師になり30年目です。
小学4年生の頃には私は白衣の天使、看護師になると決めていました。なぜそう思ったのか覚えていないのでなんで看護師になりたかったの?と聞かれても答えられませんでした。
病院勤務の看護師5年。訪問看護師20年ちょっと。有料老人ホーム2年。看護師という仕事を通して、いろんな人、家族と関わりました。すべてが人生勉強になっていると感じています。
看護師は「療養の世話」と「診療の補助」という二つの業務が法律で決まっています。この業務の奥深さを年々感じています。
対人の仕事はとても気を使いますし、何気ない一言で相手を不快にすることもあり言葉を選ぶことも求められます。そして、高い技術も求められるため、一人前の看護師になるには日々精進が必要です。
今、この時代だから思うことは、
絶対独りよがりで判断してはいけないこと。看護の世界は狭いことを自分に言い聞かせること。社会、世間をよく知ること。
病気や障害とともに生きている人、その人を支える家族を看護師の物差しで決めつけず、自分主体ではなく相手主体で考えることを忘れてはいけないと思います。
そして、仕事以外のプライベートの時間を大事にすることです。看護師に余裕がないと相手主体になれません。
そのバランスが難しいのですが。30年生でやっと仕事とプライベートのバランスがとれるようになってきたように思います。
まだまだ修行が足りないですね。
でも看護師の自分は大好きです。
つまらない話を読んでいただきありがとうございます。