社会貢献につながるバナナペーパーで、 名刺を作ろう!
バナナペーパーとは、アフリカのザンビア産のバナナの茎を原料とした、人にも環境にやさしい紙製品。SDGs(持続可能な開発目標)の達成の特徴を兼ね備えた紙製品として注目されています。
この記事では、日本で初めて再生紙を使用した名刺の販売を行い、現在はバナナペーパーの名刺を提供する東京新富町の紙製品メーカー・山櫻が、バナナペーパーの魅力をわかりやすくお伝えします。
バナナペーパーとは?
ここからは、バナナペーパーの基本的な情報についてお伝えします。
アフリカザンビア産の紙である
バナナペーパーは、アフリカのザンビア産のオーガニックバナナの茎を原料として作られた紙です。バナナの茎の繊維に古紙や森林認証パルプを加え、さらに日本で1500年の歴史を誇る越前和紙の技術を加えて作られます。
それまで収穫後に廃棄されていたバナナの茎から繊維を抽出し、紙製品へと生まれ変わらせたところから、バナナペーパーは、持続可能なプロジェクトとして注目されています。
バナナペーパーは、ワンプラネット・ペーパーである
ワンプラネット・ペーパー®(One Planet Paper ®)とは、環境問題と途上国の社会課題を解決したいという想いから生まれたバナナペーパーを広めるための団体です。日本の印刷会社、製紙メーカー、そして環境のスペシャリストが業界の垣根を超えて一堂に会しています。
そこには、「一枚の紙で世界を変える」という願いが込められています。バナナペーパーが持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する製品であることの象徴でもあります。
ワンプラネット・ペーパー協議会における山櫻の紹介ページはこちらです。
バナナペーパーは、日本で唯一のフェアトレード認証の紙である
バナナペーパーは、一般の紙製品と比べると割高です。たとえば、両面カラーの名刺を100部印刷したことで比較すると、2倍程度の差があります。
高い理由のひとつは、バナナペーパーは日本で唯一のフェアトレード認証の紙だからです。フェアトレード製品は、生産者を支援します。
生産者が適正な収入を得ることを保証し、良好な労働条件を提供することに重点を置いています。
バナナの匂いはしない
バナナペーパーは、和紙のような自然な風合いと、少しクリームがかった色が特長です。
バナナの茎を原材料にした特有の自然なテクスチャーがありますが、バナナの色や匂いはしません。
バナナペーパーの魅力3選
ここからは、バナナペーパーの魅力を3つの側面から紹介します。
魅力①環境にやさしい
バナナペーパーの製造過程では、廃棄される茎を活用するため、森林伐採を減らし地球温暖化の抑制に寄与します。
また、迅速に再生するバナナの茎を使用するため、資源の再生可能性が非常に高くなっています。
魅力②貧困問題を改善する
バナナペーパーは、アフリカのバナナ農家に新たな収入源を提供し、地域経済の活性化に貢献します。
この取り組みにより、貧困層の生活向上が期待されています。
魅力③幅広い用途がある
バナナペーパーは名刺、封筒、カレンダー、ノート、包装紙、卒業証書など、多岐にわたる製品で使用されています。
そのユニークな質感と環境への配慮が、多くの場面で評価されています。
バナナペーパーに関する山櫻の取り組み
最後に、日本で初めて再生紙を使用した名刺を扱い、2012年からバナナペーパーの取り扱いを開始しているエシカルな山櫻の取り組みについて紹介しておきましょう。
ロゴマークが入るバナナペーパー名刺を提供
多くの製品に対応するバナナペーパーですが、とくに山櫻では、バナナペーパーで作られた名刺が人気になっています。
名刺にロゴマークを入れる事で、名刺を通じて、自社や個人の持続可能な取り組みを広めることができます。
そのほか山櫻のエシカル製品の取り組みについては、こちらの記事でもご紹介しています。
環境だけでなく、社会的な課題解決にも貢献
山櫻のバナナペーパーは、環境保護だけでなく、社会的な課題解決にも貢献する先進的な取り組みです。
バナナペーパーは、ザンビアの村に安定した雇用を作り出し、経済発展に貢献するフェアトレード製品。このビジネスモデルそのものが、現地の子どもたちの教育支援や健康維持に貢献することにつながるのです。
「社会に貢献につながるバナナペーパーで、名刺を作ろう!」まとめ
SOREALでは、バナナペーパーを使った名刺を提供しています。
詳しくは、こちら。