見出し画像

企業ブランディングにも効果大! エシカル名刺で始める社会貢献

エシカル消費が注目を集めるなか、名刺というビジネスの基本アイテムをエシカル製品にすることが、新たなトレンドとなっています。
エシカル消費は、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、12番の「つくる責任 つかう責任」に関連する取り組みで、個人・企業を問わず、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことを言います。
企業はエシカル製品を採用することで、持続可能な成長を実現しながら、ビジネスの価値を多角的に高めることができます。
この記事では、日本で初めて古紙を使った製品の取り扱いを開始し、環境に配慮した製品を数多く提供する山櫻が、エシカル製品の基本から企業で採用するメリットまで解説します。


いまさら聞けない「エシカル」とは?

ここからは、エシカルの基本的な考え方についておさらいします。

エシカル消費とは?

「エシカル」とは、英語の「ethical(倫理、道徳、行動規範)」から来ています。さまざまな行動や決定に対して「勝ち負けや損得、優劣ではなく、倫理的な視点で判断する」といった意味あいです。
ですから、エシカル消費とは、「安い」「得」といった基準だけではなく、

「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動

を指します。
ですから、エシカル消費は「思いやり消費」や「応援消費」とも言われているのです。

エシカルとサスティナブルの違いは?

「エシカル」と混同しやすい言葉に「サスティナブル」があります。
エシカルが「倫理性」を指すのに対して、サスティナブルは「持続可能性」を指します。
つまりエシカル消費が「環境や労働条件などに配慮した製品を選ぶ行動」を意味し、サスティナブルはその選択が「持続可能な社会の実現に寄与する」ことを重視します。
ですから、このふたつの言葉は

「個人のエシカルな選択が、サスティナブルな社会づくりにつながる」

といったような使い方をされるのが一般的です。

エシカルとCSRの違いは?

そのほか「エシカル」に類似する言葉に「CSR」もあります。
CSRとは「Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)」の頭文字からとった用語。
CSRは「企業が社会に対して持つ責任」であり、もう少し噛み砕くと

企業の地域社会への貢献や地球環境への配慮

を意味します。
一方、「エシカル」は企業活動に限らず、消費者の行動も含む広範な社会貢献活動を意味しています。

エシカル名刺を企業が採用するメリットは?

ここからは、エシカル名刺を企業が採用するメリットについてまとめました。

対外的に社会貢献をPRできる

企業は、エシカル名刺を採用することで、社会貢献を可視化できます。
エシカル消費によって、森林保全や労働条件の改善、貧困問題の解決に寄与することができます。
それを名刺という対外的に配布するツールに使うことによって、「この企業は環境や社会に対する責任を果たし、持続可能な社会の実現に貢献している」という姿勢を対外的に示すことができるのです。

ブランディング、モチベーションアップにつながる

エシカル製品を採用することは、企業のブランドイメージ向上にもつながります。
エシカルな名刺を選ぶことで、初対面の取引先に対しても、企業としての環境や社会に対する配慮をアピールできるでしょう。
対外的に社会貢献に積極的な企業として認知されることで、企業としての信頼性が高まり、ブランド価値が向上します。
企業のブランド価値を上げることは社内的にも、効果があります。
企業が社会貢献を行うことは、社員教育にも良い影響を与えます。社員ひとりひとりの誇りを引き出し、モチベーションアップにつなげることができます。

山櫻でエシカル名刺を作ろう

最後に、日本で初めて古紙を使った製品の提供を開始した、エシカル名刺のリーディングカンパニーである、山櫻の取り組みについてご紹介します。

2025年までに95%をエシカル素材に変更予定

2031年に創業100年を迎える山櫻では、2025年までに提供する紙製品の95%をエシカルな素材に変更する計画を進めています。これにより、消費者が無意識のうちに持続可能な選択をすることができるようになります。

環境省の「サステナブル・ビジネス賞」受賞

山櫻は、2018年に環境省の「サステナブル・ビジネス賞」を受賞しています。
山櫻では、「選択してもエシカル、選択しなくてもエシカル」というコンセプトで、製品から資材にいたるまでエシカルな素材への転換を図り、消費者が無意識のうちに持続可能な商品を選べる仕組みを構築してきました。
こうした仕組みが、社会課題の解決と個としての成長の両立をめざす企業の取り組みにつながるとして評価されたのです。

環境省グッドライフアワード「サステナブル・ビジネス賞」を受賞しました

山櫻のエシカル名刺とは

山櫻では、さまざまなエシカル名刺を提供しています。森林保全に貢献するFSC認証紙や、間伐材を利用した紙、そしてザンビアの契約農家から購入したバナナの茎の繊維を使用したバナナペーパーなど、多種多様です。さらなるこだわりは、そうした素材選びから製造・販売までの過程も含めて、環境や社会に配慮した取り組みを行っている点にあります。

山櫻のエシカル製品は、こちらです。

とくにバナナペーパーについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

「企業ブランディングにも効果大! エシカル名刺で始める社会貢献」まとめ

●エシカル消費とは?
・「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動
・エシカル=「倫理的」、サスティナブル=「持続可能」
・エシカル=「広範な社会貢献活動」、CSR=「企業の社会的責任」

●エシカル名刺を企業が採用するメリットは?
・社会貢献ができる
・ブランディングにつながる

●山櫻で、エシカル名刺を作ろう
・2025年までに95%をエシカル素材に変更予定
・環境省の「サステナブル・ビジネス賞」受賞
・素材から、製造販売まで環境や社会に配慮した取り組みを実現

SOREALでは、エシカルな名刺を提供しています。
詳しくは、こちら


この記事が参加している募集