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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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#日本語

土竜のひとりごと:目次

これまで書いたものを見直して整理しています。 貧乏性の僕はなかなか思い切って捨てることも…

空を飛ぶ土竜
6か月前
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第244話:かうかうって何?

[日本語雑話] 横浜の濃き街の色思ふときかうかうとして熱きくちびる これは20代半ば、当…

33

第236話:老いらくの恋

例によって遠回りになるが、つまらないことが気になることがあって、ある時「国語辞典の一番最…

34

第230話:女子という言葉

最近テレビなどで結構いい大人が「女子」という言葉を使っているのを耳にすることが多く、気に…

76

第226話:日本一短い会話

[日本語雑話] 聞きかじった話にすぎません。 世界一短い手紙は、ヴィクトル・ユーゴーが「…

23

第219話:胸痛テスト

[ 日本語雑話 :ぎなた読み] ぎなた読みという言葉遊びがあって、これは文章の区切りを間違え…

10

第214話:社会の窓

[ 日本語雑話:間接表現 ] I love you. これは多くの人間の関心事だが、ネットの情報によれば、二葉亭四迷がこれに相当するロシア語(「Ваша」=英語「Yours」=日本語「あなたのもの」に相当)を「死んでもいいわ」と訳したとされる。 夏目漱石が、学生が訳した「I love you.」を『月がきれいですね』と言うべきだと言ったという話はあまりに有名であるが都市伝説という説もある。 一応紹介してみたいが、漱石の「I love you.=月がきれいですね」説の根拠

第212話:おソースは不適切か?

[日本語雑話] 唐突ですが、おソースという言葉に違和感を抱きますか? 例えば、おコップ・…

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第159話:ジュビロ磐田のアクセント

[ 日本語雑話:アクセント ] これは図書館勤務時代に書いたものです。ジュビロ磐田の「イワタ…

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第158話:君のパンツ、いいね。

[ 日本語雑話:アクセント ] 古典の助動詞には「強意」という用法があって、これを生徒に質問…

空を飛ぶ土竜
6か月前
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第153話:助詞と女子に注意

日本語の助詞はたった一字であるのにそれこそ微妙なニュアンスを見事に表すものである。例えば…

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第143話:略語の授業

■略語のパターン 「世界の中心で愛を叫ぶ」って映画を観たことはありますか? なに、まだ生…

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第126話:「古池や」と言葉遊び

高校の頃、先生にいたずらを仕掛けるのが好きなSという奴がいて、いたずらをしては先生を困ら…

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第122話:高校生に話す五十音の話

今日はちょっと「音」の話をします。「おっと」(実はダシャレ)いきなり嫌な顔をしましたね。 知らなくても問題ない・・?そうですね。でも、無駄も大事ですよ。 ■ガ行鼻濁音 最初に質問しますが、 の音の違いを説明できますか。 そう、カ・キ・ク・ケ・コ は清音、ガ・ギ・グ・ゲ・ゴ を濁音です。 では、 を何と言うか知っていますか。知らないですよね。これは半濁音と言うんです。覚えたかったら覚えで下さいね。 そこまでは基本。 じゃあ、 を何と発音するか知っていますか。 知って