”何だか今日は重だるい、仕事が進まない…” そんな今夜は大好きな食材をめいっぱい詰め込んだおかゆ
消化にはたくさんのエネルギー(=気)を
使うと言われています。
日頃、仕事や家事、育児などに
たくさんのエネルギーを使ってしまっていて、
全体のエネルギーが不足していると
消化に必要なエネルギーが回ってこなくなります。
とびきりのごちそうを食べても
美容に良いものを食べても
消化エネルギーが無い状態ですと
食べたものを消化・代謝することができず、
どんどん体内に滞り、
”何だか重だるい”状況を作ってしまいます。
そこでお粥の登場です。
コトコト火のエネルギーが入ったお粥は
消化しやすい形なので
”体内にどんどん溜まる→重だるい”
という状況を回避できます。
もし寝ても寝ても疲れが取れない、
という状況でしたら、
体内に不要な塊がある可能性があるので、
とうもろこし、湯葉、枝豆、しらたき、
筍、ウリ系野菜、昆布、海苔、白菜、
春菊、小豆などを使っていきます。
1246年頃、道元禅師が永平寺にて、
「赴粥飯法」を書き記したのですが、
その中で食事の大切さを説いていて、
お粥について十の利も記しています。
私たちの身体を整え直し元気をくれる、
日本の大切な料理の一つです。
お米とお水、それから、
今のわたしが食べたい食材を入れて
自由に作れば、
心地よく満たされるます。
週はじめの月曜日、
今日の夜はコトコト作ってみます。