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【思春期】🍀中学生娘の荒々しい言葉に私は?
「ほっといて!」
と娘に言われた。
幼かったあの頃は「パパ、見て!」と
笑顔で駆け寄ってきた娘が
今では突き放すような態度をとる。
親としては、少し寂しさを感じずにはいられない。
彼女の言葉の裏に、どんな気持ちが隠されているのか、静かに考えてみる。
見えないものが浮かび上がる。
娘は、今、心の葛藤と向き合っている。
イライラや不安、自分でもどう扱っていいかわからない感情。
私がその「標的」になるのは、彼女が一番信頼しているからだ!
そう考えると、親として少し嬉しくもある。
信頼している相手にこそ、無防備に自分をさらけ出せるものだ。
とはいえ、荒々しい態度にどう反応すれば良いか分からない日もある。
父親として、「男はこうあるべきだ」
「強く、厳しく」
という固定観念がどこかにあって
つい「そんな言い方するな」と叱ってしまいたくなる。
でも、ふと立ち止まり、自分も同じような反抗期があったことを思い出すと、少し柔らかな気持ちになる。
ある日、いつものようにぶつけられた言葉に返事をせず、ただそばにいた。
しばらくして、「ごめんね」と娘がぽつりとつぶやいた。
何も言わずとも、自分で気づき、反省しようとする姿に、彼女が少しずつ大人になっていることを感じた。
娘が自分自身を見つけ、強くなっていくために、ただ静かに見守る
それが父親としての愛情の形なのだと思えた。
荒々しい言葉の裏にある彼女の成長の兆しを感じながら、私はただ「父親」としてそこにいる。
いつか、この時期を振り返るときがくるだろう