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「教師の常識は、非常識」

どうも、SORAHIKAです。
今回は【教師】をテーマに、私を支えている言葉「教師の常識は、非常識」について記事にしてみました。

※大前提として、教師を否定しているわけではございません。また、かなり個人的な意見が入っておりますので何卒、ご承知おきください。

【読んでほしい人】
・教員をされている方
・教師を目指している方
・今の仕事にモヤモヤしている教師の方

今回の記事は教師でなくても「なるほど」と思ってもらえるような記事になっていますので、お時間あればぜひご一読を。


1.「狭い世界」のトップ

「忘れるなよ、教師の常識は、非常識や!教師になるな、教師になるんやで!」

・・・・・

はぁ?

教師1年目、飲んだくれた大先輩に言われた言葉です。
「いや、まったく意味不明!どういうことなん?」
理由は一切教えてくれず、ガァーっと飲んでワァーと話をして、いつの間にか寝ていた先輩の言葉。
ただ、その言葉は17年たった今でも私を支えてくれています。

教師として過ごす中で、感じたことは、
①担任がクラスの「トップ」ということ
②コミュニティが狭すぎる
等々

まだまだありますが、今回は2つだけに絞りました。
①担任がクラスの「トップ」
基本的にクラスを仕切るのは担任です。だからこそ担任はクラスの「生徒一人ひとりを育てる(教育)」ことに全力を尽くす必要があります。

が、

いつのまにか「俺の意見は絶対」という、過去の成功体験?に基づいた固定観念の強い先生がなぜか多く出てきます。

理由は②コミュニティが狭すぎる

コミュニティが狭いと、
・視野が狭まる
・固定観念が強まる
・新しい考えを自ら求めない

など、教える側の能力が停滞してしまう環境が整ってしまうんです。
理由は色々とありますが、根本的には「業務が多忙で時間に余裕がなく、何かを考えることはエネルギーを使う」からではないかと考えています。

2.「過去の経験」の呪縛

教師は全員、元々は学生でした。これは当たり前ですね。
私も、もちろん小中高大と学生しておりまして、ずっとバスケットボールをしていたのですが、中学時代の部活は、

まぁ昭和の部活。平成に入っていたのにビックリ昭和の部活。

ビンタされても「ありがとうございました!」
帰れ!と言われて「帰りません!」といってもビンタ(もう、なんやねん)まぁそのおかげで根性がつきましたが。

ただ、こういった学生時代に得た経験や当時の恩師の行動など、そして今まで全ての経験も、

【その人(教師)の今までの人生経験、苦楽の全てが、その人の人生にとって「正解」】なんです。
つまり、「自分はこれを経験して今も生きてこられて、教師という仕事に就けている」という現実がいつのまにか「私の人生経験は、すべての生徒に当てはまる正解の一つ」になってしまっているのではないかと考えています。

だから、自分の今までの経験を基に「こうしたほうがいい」「こうしなければダメ」という話し方をする教師もたまに見かけます。

経験を語ることがダメという話ではありません。
また、決してその教師の人生を否定しているわけでもありません。

ただ、自分の過去の経験だけを基に話をしても、残念ながら「今」の子どもたちにとっては、

まったく「他人事(関係ない話)」なんです。

これは「教師と生徒」だけではなくて、「上司と部下」でも当てはまるかもしれませんね。

3.見る先は「未来」

「過去の経験から未来を予測する」
歴史の1回目の授業で教えていただいた言葉。
教師も一緒だと思います。
しかし、私たちの過去の経験が未来につながったことは、「今」の子どもたちにとっては結局「過去」の経験にしか過ぎません。

過去の自分、先人の経験や知識を基に、今の社会情勢を読みながら「子供たちが進む未来」を予測して、その無数に広がる未来へ向かうために必要なことを、子供たちへ指導しなくてはなりません。

4.教師自身が「学び続ける」

「身体の成長は老化へ変わるが、知識は成長し続ける」

授業研究は当たり前ですが、教師自身が「生きる学び」を止めてほしくないと思います。

個人的にやっていることは以下の2つです。
・社会情勢を知る
・本を読む(過去の書物から新書、ビジネス書など)
極力、月に4冊は本を読むように心がけています。

今までの自分の経験を基に、社会情勢にアンテナを張り、本を読むことで自分には無かった知識を得る。こういった、教師自身が授業の探求だけではない「学び」をすることで、未来を生きていく子どもたちにとって大切な話ができるんだと思います。

5.終わりに

なんか、かなり上からな記事になった気がしたので、次回はまた教育とは別の内容で書きたいと思います。

最後に、先生方へ
子どもたちがこの先の未来で、笑顔で楽しい人生を過ごせるために一緒に頑張りましょう。

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