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Pilot's note NZ在住Ashの飛行士論

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NZ在住のパイロットAshによる飛行士論です。パイロットの就職、海外への転職、訓練のこと、海外エアラインの運航の舞台裏などを、主に個人的な経験に基づいて事実と意見を織り交ぜ、毎回…
自分が訓練生だった時に、こんなレポートがあったらよかったな!と思えるような内容を意識しています。自…
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#判断力

Pilot's noteの有料記事を全て「返金可能」としました!

いつもAsh のnoteをご覧いただきありがとうございます。メインで「運航」しております有料マガジン「Pilot's note」についておしらせします。 この度、有料マガジンご購入者の方々の利益を守りつつ、より多くの方に私の有料記事を読んでいただくために、有料マガジン「Pilot's note」に格納されている全ての有料記事について、本日ご購入分から「返金可能*」としました。同時に、各記事の価格の改定も行なっています。 ほとんどの記事でちょい値下げしました。 有料記事の

安全と定時を確保しながら、少ない経済的犠牲で快適性を買った話。

安定快経なんていいますが「快適」と「経済」は結構トレードオフにかけられるようですね。今回は、少ない経済的犠牲で快適性を買った話をして見ます。 まず、先日のウェザーです。 当日の概要西の海上に温暖前線を伴った低気圧があって、それがゆっくりと南下してきています。南半球の低気圧は時計回りなので、低気圧の東側にあるニュージランド上空はこの日北東風が強め。しかし、等圧線の間隔が広いことを見てもわかるように気圧勾配が緩やかで、積乱雲のようなシビアな天気というよりは、べったりとした雲が

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パイロットが心理テストを受けてみた結果 その4. 判断の根拠(Nature)理性(Thinking) - 感性(Feeling)

個人の性格を5つに分けて示す心理テスト「NERIS Type Explorer®」を受けた結果について、連載しています。→最初から読む このテストでは、人が世界をどう見ているのかを、5つの座標軸で測定します。 私の性格は「INFP-A」でした。 前回は、このうち3. 判断の根拠(Nature) 感性(Feeling)について、パイロットへの適性と絡めて考えてみました。今回は、 について見ていきます。 4. 外界への接し方(Tactics) 決定(Judging) -

同調圧力を克服したい人へ

ある実験の話をします。 6人の被験者が、下のような図を見せられて、左側にある線分の長さと同じ長さの線分を右の3つの選択肢から番号で答えるという、超簡単なものです。 6人の被験者のうち、5人は仕込みで、本当の被験者は1人だけです。実験の様子を記録した下記の動画では、右から2番目の白いTシャツの男性です。 1問目、2問目はつつがなく進むのですが、3問目でこのTシャツの男性がどう答えるか注目してください(クリックで1問目の回答場面から再生)。 これは、Solomon Asc

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