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『我が子が不登校に…』 親ができることとは?

我が子が『不登校』になった…

親ができることは、
『居心地の良い家庭を作ること』 

子どもが不登校になったら
親として、不安を感じるとともに、
「なんとか学校へ少しでも通わせたい」
と考える方も多いのではないでしょうか。

親からすると
「登校しないのは、学校不適応の初期症状だ」
と感じるかもしれません。

しかし、子どもからすると
「登校しないのは、いろんなストレスが限界に達し、ストレスから自分の身を守るための最終手段」
であることが多いです。

ここで、親子の認識のずれがあると
少しでも登校させようという親の思いと
絶対に登校したくないという子の思いがぶつかり

家庭が不安定になることもあります。

結果、子どもは学校にも家庭にも居心地が悪くなり
部屋に引きこもってしまう…
ということも実際に起きています💦

今回は、子どもが不登校や登校をしぶったとき、家庭でどのように関わると良いのか、以下の文献を参考に一緒に考えていきましょう💪

【参考文献】


親ができることは『居心地の良い家庭を作ること』くらい?

「学校に行きたくない」
「行かなくちゃという気持ちはあるけど、足が動かない」

学校に行かなくて(行けなくて)一番不安に思っているのは、

子ども自身

そこで親も一緒に登校できていないことを不安に思うと

お互いの不安が相乗効果で増大していってしまいます…

そうならないために親ができることは

家庭で子どもの居場所を作り

安心できる場
安らげる場

にすること

家が子どもにとって安心・安全で、居心地の良い居場所になれば、子どもの回復は早まります。

子ども自身が
「すっかり休めた」

と思えた時に初めて外へ向かうエネルギーが少しずつ湧いてきて
自然と動き出すことができるようになっていきます。

休む期間は子によって様々で
数ヶ月の場合もあれば、数年間の場合もあります。

親は
「いつ動き出すのだろう」
「早く動き出してほしい」

という気持ちを持ってしまうかもしれませんが
口に出していなくても子どもに伝わってプレッシャーを与えてしまい
結果として回復が遅れてしまう可能性もあります💦

動き出しは、本人のタイミングで。

学校に行かない子どもが見ている世界

『登校できない理由』を模索しすぎない

学校に行けない子の多くは
自分でも理由がわかりません。

親が理由を聞くと
子はそれとなく理由を作り出していることも多いです。

親が「原因を解消すれば登校できる」
と良かれと思って、学校と協力して様々な原因に対処していると
子どもは逆にプレッシャーを感じて、ますます登校しにくくなる場合があります💦

登校できない理由探しはほどほどに、
まずは、子どもの素直な思いを聞いてあげることが大切です。

学校という場での人間関係や学習環境などが、
本人にとってストレスになっていて
本人も自覚できていないこともあります。

登校できないという状態は、
子どもは心身ともに疲れ切っており、
登校できない自分を責めていることもあります。

原因探しはほどほどに。まずはゆっくり休ませて。

学校に行かない子どもが見ている世界



学校以外の学びの場

国や地方公共団体、民間機関で「適応指導教室」や「フリースクール」など、子どもたちの多様な学びを支援する場が少しずつ増えてきています。

学校の出席扱いになる機関もあり、
「登校しなければと思っているけれど、学校には行けない」というストレスを抱えれいる子にとって、安心して通える可能性もあります。

学校へ登校再開することを目標にしている場所もあれば
学校へ登校することは目標とせず、安心して過ごせる場、学べる場を提供している機関もあります。

どちらにせよ、動き出しは本人のタイミングで。
親は、本人が動き出しそうなタイミングで情報を提供できるように準備をしておくことが大切です。

心身が回復していない状態での情報提供は、
返って子どもにプレッシャーを与えることに繋がります💦



『不登校』を経験した子の未来

 こちらの書籍には、過去に不登校を経験した方々や、保護者の方々の生の声が紹介されています。

詳しくは、書籍を読んでいただきたいですが、どの方にも共通しているなと感じたことは、

不登校の期間があったから、今がある

本当の自分と向き合うことができた。

学校へ登校できない自分を責めたり
世間からの声を親が気にしすぎたりしてしまうと
心身の回復が遅れてしまいます…

今は休む

と子も親も決めて
安心・安全な空間で休む方が
心身の回復は早くなると信じています🍀

最終目標は
「社会的に自立できる力をつけること」

「学校に登校することが全てではない」


実際に不登校の経験あり
社会的に自立している方はたくさんいます。

有名人で言うと
・中川翔子さん
・指原莉乃さん
・伊集院光さん
・徳井義実さん
・藤田ニコルさん

などなど、たくさんの方がおられます。



まとめ

子どもが不登校になったら

親ができることは、
『居心地の良い家庭を作ること』

私個人的には
不登校になったり、登校をしぶったりする前から
家庭が子どもにとって居心地の良い場所であることが重要

だと考えています。

家庭で良好な充電環境があり🔌
毎日100%近くまでエネルギーが充電⚡️されていると
子どもの気力も起きやすい

反対に、充電不十分で
60%くらいだと、頑張るエネルギーが足りないかもしれません…

親も子も、しっかり充電できる家庭環境が
社会的な活動を支えてくれると考えています✨


【参考文献】


最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます。

スキ・フォローとても励みになっています🍀

この記事を読まれた方が、
少しでも『子どもが不登校になったとき、親ができること』について理解を深めていただき、
少しでも参考になれば嬉しいです🌈

より詳しく学びたい方は、ぜひ書籍を手に取っていただきたいです。

今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、
よろしくお願いします。

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