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『勤怠祈願』(障害者雇用の事務員)



障害者雇用で今の職場に雇われてから、約二年の月日が経ちました。

私は今の職場に雇われる前、1年間就労移行支援施設にお世話になっていました。本当にきっちり1年間で卒業できたので、今の会社に出会ったタイミングはある意味運命的だったのではないかと思います。

あの頃、焦りもありつつ日々就労移行のお陰で、何とか無職のままでも社会生活をすることができました。
人間は社会的生き物なので、やはり社会に居場所がないと、地に足が付かないようで、しんどくなってしまうように思います。

しんどいなと感じていた時期は、noteの更新頻度も高かったです。今頻度が下がったのは、単純に日々が充実しているからでしょう。

どこにも私が就職できる場所はないのではないか、ただ私が我儘で無いものねだりなだけではないかと思っていた頃、只々しんどくて、書くことで日々を『意味あるもの』にしていたように思います。

今は、障害者雇用で安定して働けていて、帰った後はチョコザップに寄って少し運動したり、コンビニの少しお高いスイーツを時々買ったり、ダラダラ家で漫画やアニメを楽しんだり、何でも楽しめるような気分になっています。


少し前に、認知症の祖父の話をしたことがありますが、高齢になればなるほど肉体も脳も老化していってしまう現実を、ひしひしと感じました。

じつは認知症の祖父は、ある日突然酷い腹痛で苦しみだし、救急車で入院してからみるみる弱ってしまいました。そうしてほぼ寝たきりとなり、ほとんど動けなくなりました。

祖父は認知症になってから、家族を疑ったり、食事を食べたことさえ忘れたり、ついには食事をとることもままならなくなったりしましたが、腹痛で倒れるまでは、病院に頑として行こうとはしませんでした。

ただ激痛に苛まれ、救急車で運ばれた際は本当に弱っていて、初めの数週間は病院の人に文句を言ったり、何度もトイレに行きたいと言って困らせたりしていましたが、退院できる状態まで回復することはありませんでした。

もっと早く、ちゃんと面倒を見てくれるような施設に入っていれば、仲間も出来て楽しめたかもしれないのに。祖父は基本一人で家にいて、母や私たちが時々様子を見たりご飯を持って行ったりしていました。


年を取ればとるほど、私はきっと色々なものを失っていくのだろう、と身近な祖父母や周りの人たちを見ていると思います。


別に長生きしたいわけでもないけれど、健康を維持するにはセットで長寿もついてくるイメージがあります。
長寿になりたいわけでもないのに、健康で居続けたいのであれば、運動したり食生活を見直したり、否が応でも、長生きするような体づくりをせねばなりません。

年を取ることからは逃れられないのに、生き続けねばならないジレンマ。働き続けるには、健康で居続けねばならないジレンマ。

身体は否応にも年を取りますが、それでも『今』健康であるうちに、私はいろいろなことをやりたい。

『書くこと』は、私のなかで二の次でした。今も二の次です。
ときどき、漫画やイラストを描いたり、本の形にまとめたりしたほうが有意義なのではないかと思いますし、実際そうだと思うのですが、それでも優先すべきことはもっと楽しいことでないか?と最近は思っています。

休日も有意義なことをした方が良いという風潮もありますが、私はただ惰眠を貪っても良いし、映画やアニメを観ても良いし、漫画や小説を読んでも良いし、ネットサーフィンをしても良いと思っています(笑)

それに家から出て、散歩したりショッピングモールに行ったり、水族館や博物館に行ったり、何かしらのイベントに行ったり、色々な人に会ってみたり、『自分の想像の世界』から外に行きたい、という気持ちが強くなっています。

前の私は自分の『想像の世界』を作ることに憧れがあり、その憧れを捨てきれずにいますが、それでも今の私は、色々な娯楽を全力で楽しみたいと思っています。

更新頻度は今後も低めかと思いますが、それでも沢山楽しんだら、またひょっこり顔を出すと思います。

恋人がいなくとも、友人がいなくとも、
仕事がたいして出来なくとも、運動音痴でも、
雑談が全然できなくとも、飲み会に参加しなくとも、
なんだかんだ楽しく生きている私のような人間もいるということを、ときどき思い出して安心してもらえたら良いなと思います(笑)

私は一生独身だと思いますが、もし結婚なんてしたら奇跡だと思っても良いでしょう。
私は誰かに恋愛感情を抱いたことがないので、そんな相手は一生できないと思いますが、同性で信頼できる相手ができたら良いなとは思っています。

皆さん、楽しんで生きましょう。
楽しめなければゆっくり休んで、あるものを数えてみればよいと思います。

私はないものを数えるのを辞めました。
例えば雑談が上手くできない→煩わしい人間関係に巻き込まれて疲れない、という利点があります。私にとってはかなりのメリットですし、できないことが悪いこととは思いません。

今はとても楽しいです。
明日死ぬとしたら『今』の私は何がしたいか?を考えながら、今後も楽しいことをしながら生きていきたいです。

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自己紹介



🌼発達障害の検査を受けた時の話をまとめたマガジンです。
今悩んでいる方は受けた方が良いと思いますが、福祉制度を活用する場合、働いている間にメンタルクリニックに行った方が良いと思います。

※ちなみにですが、フォロワーさんからのコメントは基本的には読んでいます。絶対とは言い切れませんが…
それでは、皆様、良いお年をお過ごしください。


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