オープン雇用事務員プチ日記⑩寡黙キャラだから悪いなんてことはない。
無口、大人しい、つまらない、真面目、物静か。
どれも言われたことがある言葉だけれど、たいていそれはマイナスな意味で使われる場合が多いでしょう。
言い換えればとっつきづらい、いじりづらい、話しづらい、ノリが悪い等、いくらでもネガティブな意味に捉えられます。
ただ、
上記引用のとおり、うるさい奴、変人と思われるより寡黙な人だと思われる方が良いのではないかと思います。これは引用元の本では『雑談の輪に加われない』悩みについて書かれたものですが、この文章を読んだときに私は何となく合点がいきました。
私はADHDだけでなくASDも併発しているので、正直集団に馴染むのはとても苦手です。それで苦労してきた過去があるので、必要以上に職場の人たちと関係を深めすぎて、万が一機嫌を損ねたら?変な奴と思われたら?という懸念があります。
そういう懸念をいだきつつ、普通に話せるふりをするのは、なかなかにしんどい所があります。
あまり会話せず話しかけられればにこやかに話し、『物静かな女性』を演じる。
なるべく無理せずできるキャラがそういう人間であり、なおかつ出世を望んでいないならそのほうが良いはず、と私は思っています。
ただ、世の中で無口やノリが悪いキャラは悪く言われることはあってもよく思われることは少なかったですし、そういうキャラだから職場に馴染めずに嫌われるんだと思うこともありました。それでも声を大にして言いたいのは、無口でも仕事さえきちんとこなして報連相ができていれば、職場においては何も問題ないはずです。
※本の受け売りですが、ミスをしたらまずは謝罪、相手の意見を否定から入らない(肯定する)等々も気を付けると良いようです。
基本的に、障害をオープンにして働く場合はうるさい職場(私の場合周りが常に雑談していて煩かったり自分のデスクで働けない職場)は苦手だと前もって話しておくと良いですし、基本的にデスクワークの仕事であれば、うるさい職場は少ないかと思います※業種によりますが…
わたしは、前の派遣の仕事で常に運用室で先輩たちと一緒に仕事せねばならず、先輩たちがずっと雑談をしていて息が詰まりましたが、そういう職場の方が少ないせいか、周りに話してもあまり共感してもらえませんでした(笑)
個人的には特に女性が多くて狭い部屋で共同作業するような仕事なら、普通にありえるとは思いますが…この説明がうまくいかなくて面接では苦労しました……(最終的に『雑談の和に入らなければならない空気感が苦手』と話したらようやく伝わりましたね…)
明るくて誰とでもそつなく話せる方が良いとは思いますが、そういう人は実は無理をしているかもしれないし、無理せずともできるのかもしれません。
自分と他人は境遇も考えも違うので、無理して自分を曲げる必要はないのではないかと思います。
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