【オープン雇用事務員プチ日記③】障害者雇用の『成功』とは何だろう。
皆さんご存知かもしれませんが、働きに出る障害者の道は、大きく分けて二つあります。
オープンかクローズ。クローズは障害がない人と同じように、障害を打ち明けずに働くことであり、オープンは文字通り障害について明かして面接を受けることです。
オープンの場合は前もって企業側に障害の特徴や配慮事項を伝えることができます。寧ろ配慮してほしいことがない場合、オープン雇用を選ぶ必要がないため企業側に怪しまれることが多いです。
※ちなみに私はASD&ADHD併発の発達障害者です。
ただ配慮事項はあまり甘えすぎてもいけないですし、企業側にとって配慮できる範囲でないと雇ってもらうことができません。
そんなオープン雇用で雇われるためには、まず障害者雇用枠のある企業を探す必要があります。
そこで以前noteでこんなことを書いている若いnoterを見かけたのを思い出しました。
成功例とは何だろう?私はその言葉に違和感がありましたし、彼にとっての成功例が何かはわかりませんが、おそらくWebデザイン系の仕事がしたいのだろうとは推察できました。
ただ私が就活していたからわかりますが、Webデザイン系の就職はかなり枠が希少です。ハロワでも転職エージェント経由でも就活をしていましたが、特に私のような未経験の転職組には厳しい世界ですね。
とはいえ、若い人が挑戦するのは良いことですし、就活は『運』の力が大きいと今では思っています。
私も今の会社に拾ってもらえたのは八割がた運でした。
私が就活において重要視していた軸をすべて満たしており、特例子会社のように障害者雇用のノウハウを多く持っているわけではないにしろ、先輩も上司も、その分私に配慮する努力をしてくれようとしてくれているのが伝わる態度でした。
ちなみに私の軸は、
等でしたが、障害者雇用で枠が少ないにもかかわらず、どれも当てはまる環境でした。さらにオフィス街なので周りに店も多く、手頃に入れる店やコンビニも多いので手軽に外食もできる職場です。
私は今契約社員ですが、もし今後やる気があれば正社員になることもできるとは言われています。いつかはわかりませんが、少なくとも半年はかかるでしょうし、一般的には2~3年はかかる場合が多いはずです。
※あくまで私が3カ月前くらいまで就活していた時の情報ですが……
結局、私にとっては今の職場に就職できたのは『成功』と言えるとは思いますが、今私がやっている仕事は『誰でもできる作業』でしょうし、彼のいう『成功』とは程遠いのだろうなと思いました(笑)※今後仕事が増えていくとは思いますが……
私としては、最も重視していた穏やかな職場だと思うので、今の会社で長く働きたいと思っています。
※前回はこちら
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