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さぁ、楽しい音楽の時間です♪*゚


我が家の息子たちは3歳からピアノを始めました。
音楽教室のCMで、
ドレミファソ・ラファ・ミ・レ・ド〜♪
って子供たちがピアノを囲んで歌う教室。わかるかな?
私も音楽は好きだったし、ピアノ弾ける男の子っていいな〜♡って、そんな理由で初めたピアノ。

2006年からだから、長男は9歳、次男は6歳の頃
『のだめカンタービレ』が流行っていて、それから上の息子はピアノの練習を積極的にするようになりました。

『のだめカンタービレ』はクラシック音楽をテーマにした二ノ宮知子さんの漫画。アニメ化や実写化もされていて、とても人気のある作品です。笑いあり、涙ありのこの作品は、敷居の高いクラシックやオーケストラを身近に感じる事ができる、とっても魅力的な作品です。

実写版もアニメ版も録画して何度も見たし、3人でのだめオーケストラの演奏を聴きにNHKホールにも行きました。生のオーケストラの音に感動✨
それからは毎晩寝る時にクラシックを流したり。

クラシックが流れる毎日なんて、我が家にはちょっと背伸びをしている感覚だったけれど、のだめちゃんのおかげで、3人が同じ音を夢中になって追いかけた、楽しくて幸せな日々でした♪*゚

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さっきテレビから流れてくるピアノの音に、ふとその頃のことを思い出しました。

ベートーヴェン ピアノソナタ8番 悲愴2楽章

息子が一番好きだった曲。リンクは辻井伸行さん演奏。辻井さんのピアノは癒しです✨

のだめちゃんが感じる悲愴のイメージは、
新築した時に2階に玄関ができて、引っ越し中、何度も階段を上り下りしなきゃいけなくて悲しい顔をしている、おじいちゃんとおばあちゃんなんですぅ(笑)
だから息子が弾く"悲愴"も、のだめちゃんバージョン。

ベートーヴェンが難聴を自覚した時期に作られたというこの曲、タイトルは深い悲しみという意味の"悲愴"だけれど、どこか懐かしくて穏やかで、暗く悲しい気持ちにならないのは、ベートーヴェンが耳が聴こえなくなる恐怖よりも、ピアノを弾ける喜びを、強く感じていたからなのかなぁ。
な〜んてね、音楽の事なんてな〜んも分からない私だけど…笑ꉂ(ˊᗜˋ*)感じることは自由。私もこの曲が大好きです。

息子のピアノの先生は、音楽を楽しんで欲しいというスタンスでした。息子も自由に弾きたい曲を教えて貰い、中学生までピアノ教室に細々と通っていました。
反対に、何でもお兄ちゃんより上手くこなせる次男は、なぜかピアノにはあまり興味がなくて、早々にピアノをやめてしまいました。

次男はオーケストラに魅せられて、クラリネットとパーカッションを始めました。
中学生になると管弦楽部で練習に明け暮れる毎日。
私も何度も学校やコンクール会場に通い、息子のおかげで、素敵な音楽に包まれた3年間を過ごしました♪

そんなふたりは高校生になるとROCKバンドに夢中になり、クラシックからは離れていきましたが、今でも我が家は毎日何かしらの"音"のする賑やかな家庭です。

ピアノソナタを聴く事は、すっかりなくなってしまいました(´•ω•̥`)

息子はまだピアノ弾けるのかな?
もう覚えていないかな?
弾いて欲しいなぁ、聞きたいなぁ♡
という思いが膨らみ、今こんなnoteを書いています。

さっき長男がひょっこりと帰ってきました。
唐突だけど、悲愴ってまだ弾ける?と聞いてみました。

弾けるよ、指が覚えてるから。

でも最後までは弾けないでしょ?

それが最後まで弾けるんだよ!時々弾いてる(笑)

だって。
ほんとに?でも今も弾いてるんだね!
ちょっと嬉しい✨

弾いてみて!とは言わない。
だってきっと下手くそだもん、彼のプライドが傷ついちゃう(笑)

でもいつかまた、弾いて聞かせて欲しいなぁ。
懐かしい10数年前の記憶…
色んな事を思い出せて良かった☺️
幸せな気分で過ごせた週末でした..♪*゚

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとう♡



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sora
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