「子育て中のあなたを全力応援」
今晩は。今宵も荘厳な夕闇が広がっています。月は見えるかな。
突然ですが私は子育て中の全てのお父さんお母さんを全力で応援しています。手が届けられるわけではありませんが、それはもう全力で支えて参りたい所存です。
私は小学二年生の頃から子守りをしてきました。当時両親が共働きでしたので、小学生と保育園児の兄姉が寄って集って生まれたばかりの弟のお世話を仰せつかっていたのです。
当時わが家は布おむつでした。畳み方、替え方、全て母に教わって誰でも出来るようになりました。母が居ない時間は粉ミルクです。これも誰でも作って、程よい温度にして、飲ませて遣りました。哺乳瓶の消毒も欠かせませんでした。げっぷをさせて、寝かしつけるのが一番難しい。けれど赤ん坊は眠るのが仕事と言いますし、二時間でも三時間でも抱っこして寝かしつけました。私は小二で腱鞘炎になりました。はいはいするようになってからは、目が離せなくて大変でした。やんちゃな弟でしたから、怪我をさせたこともあり、その時は本当に肝を冷やしました。どれもこれも、母と、保育園の先生と共有するため、みんなで育児日記を付けていました。
母は心配も尽きなかった事でしょうが、いつも「助かった。ありがとう」と言って、私たちを信頼してくれました。我々はその信頼に応えんがため、そして何より無垢な新しい命を守る為、宿題片手に懸命にお世話をしたのでした。
その後も子守りは続きます。子守りと云うより子育てなのではないかしらという位に、子どもの世話に携わってきました。兄弟が大きくなると、今度は甥、姪が誕生していきます。里帰り出産とはありがたいとばかりに、全力で可愛がりました。
そう、何より子どもたちが可愛いのです。彼等は純真無垢で、好奇心いっぱいで、いつもきらきらした目で新しい何かを探しています。無条件に愛情を求めてきます。本当にかわいい。
今、中々会えなくなりましたが、会えば私は子どもたちと相撲をします。年々大きくなっていき、力強くなったな!と驚きながら、まだ勝ちを譲りません。大人げないいちなのです。保育園児くらいまでならこちらのばれないようにする手加減も喜びますが、小学生になると、全力で相手しなければ不服ですから、そこは私も全力で相手します。他にも肩車など、いつも会うと体力勝負みたいになります。面白いです。
ここnoteでも、子育て中の方々の記事をたびたび拝見致します。屹度とってもかわいいだろうなあ、いいなあ、でも大変な中こうして写真や記事を上げておられるのだな、凄いなあと思います。
寝不足、泣き止まない理由は?予防接種の順番、予約、もう検診?幾らでも大変な事があるかと思いますが、日ごと成長する子どもたちの姿は、何ものにも代えがたい日々だと思うのです。沢山抱っこして、可愛がって、歌を歌って、そう云う日々がいつかの宝物になるように、心から願っています。
そう云う訳で、私は世界中で子育て中のお父さんお母さんを全力で応援しています。
それでは突然に、失礼しました。