『胎』の活かし方 四柱推命
四柱推命には『胎』という星があります。
この星は、多芸多彩、器用、ゆえに飽き性という概念があります。
裏星には帝旺があるため、様々な経験をしたのち、「これ!」というものを見出した先に大きく上昇する、という性質といわれています。
今回お伝えしたいことは、飽き性は悪いことではない、ということ。
もちろん、普段お伝えしている、食事や睡眠に運動、前頭葉のトレーニングなどをできる範囲で整えていることが大切ではあります。
なぜなら、栄養の乱れや睡眠の質の低下、運動不足の状態では、脳が力を発揮しにくい状態にあるため、脳のパフォーマンスが低下した状態での飽き性と、脳が活動しやすい状態を作った上での飽き性は、見極め方が変わってきますし、何より胎を持つ本人の『飽き性』体感も変わってくるからです。
これらを管理し踏まえた上で、『胎』の飽き性は
直観的なセンサーである、といえます。
胎を持つ方は、飽き性です、たしかに。
ただ、ワガママに飽きているわけではなくて、どこか「なんかしっくりこない、とりあえず今はいいかな」みたいな、直観的なニュアンスで感じています。
ただ現代社会では、まだまだ『継続してこそ!』みたいな考え方が当たり前なので、胎の方の直観センサーを発揮しにくいこともあります。
個人的な活動なら自由ですが、組織にいるとそうはいかないことも多いので。
ですがやはり、そのセンサーは感度が良く、
センサーを放置していると、ある時に強制的に方向転換させられたり、以前に感じていたセンサーの通りに物事が進む、ということが多いのではないでしょうか?
なんとなく、「そろそろこれはやめ時かな?」と考えていたけど、他にやることもないから、なんとなく続けていたら、やめざるを得ない状況に追い込まれた、自然と環境が変化し、明らかに運の流れがそうさせているのでは?
といった経験をお持ちの方もいるかと思います。
そんな感じで、胎の持つ直観センサー(飽き性)は、基本的な健康(食事、睡眠、運動)と前頭葉のトレーニング、感覚過敏な方はエネルギー対策もした上で判断するならば、高度な羅針盤になるのです。
いろいろなものに手を出して構いません。損失が大きくなりすぎない範囲で。引き出しの多さ=横幅の広さがあなたの武器になります。引き出しが多ければ、新たなチャレンジをしたときに、応用力が高くなりますし、引き出しが多いから、人とは違う視点も生まれるのだから。
肝心なことは、やはり健康的な体を作っておくこと。体が土台になりますので、土台がグラグラでは、飽き性という直観センサーも鈍ります。まずは体を作ることから始めて良いかと思います。
そのための情報はこれまで、noteのマガジンやラジオでもお話ししてきましたので、よければ参考にしていただけると幸いです。
マガジン☟
ラジオ☟
ちなみに、感覚過敏は才能ですが、デメリットを限りなく減らすこともできます。過敏な方は、基本的に注意がそれやすく反芻もしやすい状態にあります。それがより感覚過敏を強める因子となり、逆にいえばそこの対策がとても重要です。その方法は思考や観念、意識や波動論ではなく、肉体の健康作りと前頭葉のトレーニング、エネルギー出力の強化と包括的に取り組むことになります。その辺も過去のラジオなどを参考にして頂けたらと思います。
これからの社会では、一点突破力も強いですが、幅が多いことも強みであることは言うまでもありません。それに飽き性という直観センサーの感度を高めておけば、生きていく上での羅針盤にもなる。便利な性質となります。ぜひ活かしていきましょう❗️