「ブッタとシッタカブッタ(いのちのオマケ 上・下)」小泉吉宏 を読んで考え方が変わった
悩めるブタさんにブッタさんがアドバイスする漫画。
ブタさんには、悩みや心配事があり心にモヤモヤを抱えている。
そんなブタさんに、ブッタさんが考え方を改めさせてくれる。
皆、頑張りすぎるあまり知らず知らずのうちに「自分なんて」と思い込んでいる面がある。
社会情勢や職場環境など、現代社会は波が激しく、一度飲まれると闇に落ちかねない。
私がこの本を手に取った時、心身ともに病んでいた。
そんな中、読み進めるうちに「言われてみればそうか」と自分の考えを捉えなおすことができ、少し前向きに考えられるようになった。
疲れがたまって限界を迎える前に、ぜひ読んで体感してほしい。
かわいいフルカラーイラスト
なんといってもイラストがかわいい!
かわいいイラストで、悩みや心配事をスパッと一刀両断する様子はおもしろい。
読みやすく、頭に入りやすい。
心に響く言葉
難しい言葉は一切使っていないのに、疲れた心に響く言葉たち。
難しく考える必要なんてない。
簡単なことなんだ。
そう思えるような、言葉たち。
気負って考えすぎた心に、スッとなじんでいく栄養素のよう。
物事を違う角度で見直すキッカケになる
一生懸命になればなるほど、頭は固くなりやすい。
余裕がなくなり、一点しか見れなくなることも少なくない。
そんな時、違った視点で指摘するブッタたちの考え方。
「なるほど、たしかに」
凝り固まった脳内がほぐされる。
新しい視点や考え方を知ることができた。