
「アイスネルワイゼン」「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」を読んで
最近読んだ本
●1冊目
「アイスネルワイゼン」 三木三奈
淡々と1人の女の人(琴美)の言動を追っていて、本音と建前みたいなものを感じた。
すごくこの人、口が悪いなぁと思いきや、
優には優しかったり、
よく読めない人だなぁという感想。
最後までしんどいことばかり
続いている生活で
読んでいてずーんとなるような感じがした。
●2冊目
「ぼくは、イエローでホワイトでちょっとブルー2」 ブレイディみかこ
●言葉の行き違いで気まずい感じになったターバン母さんとの再会の場面がとても良かった。
●長い時間をかけて
人も時も変化していく。
●息子さんとおじいちゃんのお別れのシーンはこちらまで切なくなった。そしておじいちゃんの手紙には、じーんと、胸が熱くなった。
●「コンサートのプロモーターになったつもりで、クライアントに会場の提案をするためのプレゼンの資料をつくりなさい」という宿題のレベルが高くて驚いた
日本の公立中学校では考えられないと思う。
●「ライフって、そんなものでしょ。後悔する日もあったり、後悔しない日もあったり、その繰り返しが続いていくことじゃないの?」
13歳の息子さんの言葉がとても深い
13歳でこんなことを話すんだなぁと感心した。