北海道滝川市の学校給食【出汁・おかず】

引き続き、空知の給食を考える会代表が住んでいる北海道滝川市の学校給食について、ご紹介します。

主食(ほとんど米)・牛乳に続き、今回も教育委員会から発行されている「給食だより」4月から引用です。

(こうして、給食だよりを発行してくれていることも、ありがたいです~。)

■おかず

・旬の食材や地場産物を献立に取り入れています。

・良質で安全な食品を選定して利用しています。

・だしは、昆布・かつお節・煮干しを料理によって使い分けています。ラーメンの時は鶏がらや豚骨も使用して、自然のうま味を引き出します。

このように書かれています。

限られた予算、そして摂取カロリーなどの決まりがあるなか、計画され

また、現場の調理員の皆さんはそれをカタチにしてくださり、本当に感謝です。

先日、とある元・校長先生(ご専門は家庭科)と学校給食についてお話する機会がありました。

先生は、このようにおっしゃっていました。

「給食の内容について考えることも大事。しかし、例えば出汁について。家庭で化学調味料などの味に慣れた子ども達は、学校でしっかりと出汁をとった味噌汁が出ても『なんだか学校の味噌汁は物足りない』や『味が薄い』ということもあった」

そうなんですよね。

長年、現場にいらした家庭科教諭の言葉には、説得力がありました。

やはり「空知の給食を考える会」においては、学校だけでなく家庭の食卓に関する活動も積極的に取り組んでいこうと決意を新たにしました。

消費者の意識が変われば、スーパーの陳列棚が変わる!

安全な食べ物を口にしたいという気持ちもありますが、それ以上に生産者の安全が考えられる世の中になりますように。

農薬を使用するにしろ、最前線で浴びるのは生産者さんなので。

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