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真我に欠けている点はなくそれ自体で完全だ。 世界は不完全であり、それ故に完全を求めている。 この世界は完全である真我を起源としている。 自らを完全にするために、世界は真我になることを目指す。 世界がその真我に触れたとき、完全になり真我に消え去る。
真我は常に平和で、それが乱されることがない。 真我には闘う相手がどこにもいない。 比較するべき誰かもいない。 そうであれば、平和であることしかできない。 真に平和を願うとは真我であろうとすることなのだ。
真我には欲というものがない。 不足しているものが何ひとつないからだ。 この世界のすべては真我によってつくられている。 つまり真我はすでに世界すべてをその手中にしているのだ。 そのため真我には欲という観念そのものさえない。