冬の空にも春が 2022
今日は久しぶりに散歩をしました。
今年の冬は本当に寒い。
それでも、大寒も過ぎ、冬の中に春を感じているのは、私だけではないだろうと思います。
まだまだ寒い日はつづくけれど
木々のつぼみに、生命の息吹。
まだ固く閉じた小さなつぼみに、宇宙を
いのちのうごめき、力、エネルギーを、感じます。
おひさまの光に、温もりと
淡い空に、やさしさと
心も体もゆるんでいくような
春の予感を感じます。
今年の旧暦正月は、2月1日。
もうすぐ、春です。
こちらは4年前のブログの記事。
散歩しながら、この「冬の空にも春が」というフレーズを思い出して、引っ張り出してきました。
12月、小さな学び舎で、2学期に植物学を学んだ5年生の子どもたちが、学びの前に唱えていた詩を学習発表会で朗誦してくれました。
星とたんぽぽ
金子みすゞ
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は、めにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
目に見えないもの
目に見えるものの、その奥にある
目に見えないもの
大切なことを教えてくれるような気がします。