【飲食業界】4/11ニュース~飲食店への暴言で大炎上 人気YouTuber・中町綾が謝罪&兄・JPと1時間のお手伝い~
おはようございます。
これまで飲食業界に関するニュースを1日3記事程度を解説して投稿していたのですが、少々変更いたします。
1日1記事をしっかり掘り下げて解説する。
形にしていこうと思います。
理由としましては
〇記事を探すのに時間がかかってしまう
〇1解説のクオリティが担保できない
〇似たような内容の解説になってしまう
点を懸念した結果です。
私の記事を読み、もっと飲食業界に関する知識を深めていただきたいので1記事をしっかり掘り下げる方針でやっていきたいと思います。
飲食店、Youtuber・インフルエンサーとの付き合い方について考える。
飲食店において、SNSやインフルエンサーの影響は良くも悪くも非常に大きなものになってきています。
【4/11 ピックアップニュース】飲食店に“人気なっ!!”&ギャハハ笑いで炎上 YouTuberが店の手伝い報告も、ネット「逆に迷惑」
【事のあらまし】
①Youtuber・中町綾さんがユーチューバー・ジュキアさんの投稿した動画内にて、飲食店の従業員のいるお店に対して「人気無っ!」と発言。周囲の数人を含めて大笑い。
②その内容がネットで炎上する
③謝罪し、当お店で1時間お手伝いをする。
エンタメにしてほしいと店長もご納得され、お手伝い時の様子を動画にて配信。現在73万回再生(4月11日)
【所感】本案件は適切な対応により好転
今回の件、Youtubeの良い点・悪い点両方が詰まった出来事なのではないかと思います。
確かに、お客様の入っていないお店を大笑いする動画は見ていて不快にはなりますね。炎上するのも仕方ないかなと思います。
しかし、その後の対応が良かったのはないかと個人的には感じています。
謝罪するだけでは、お店が被害者としてのイメージがついてしまう影響があったかもしれません。
本動画も含め、しっかりお店のPRになっていることは間違いないでしょう。
毎回、お店の良いPRになるとは限らない!
今回は炎上した後のYoutuberさん、お店の対応が良かったため良いPRとして進んでいるように感じます。
しかし、毎回炎上した飲食店が良い影響を受けるわけではありません。
むしろ、悪い影響が出る場合の方が多いのではないでしょうか。
【その他Youtuber炎上例】
こちらは今年2月頃に起きたYoutuberによる飲食店の酷評が炎上した例です。こちらの場合は、動画内にてお店を酷評し、のちの対応もあまり良くなかったようです。
〇お店の評判が下がり、新規のお客様が入りずらくなる
〇お店の関係者が不快な思いをする
ことは間違いないでしょう。
【お店を評価することは必要。ただ、影響が大きすぎる】
口コミなど、お客様がお店を評価することは今や当たり前の世の中です。
その中で、インフルエンサーがお店を評価するのも決しておかしな行為ではないでしょう。
しかし、インフルエンサーの動画1つでお店が大繁盛する、もしくは潰れるほどの影響があるかもしれません。
我々飲食店側は、インフルエンサーの方々に分別をもって動画を投稿してくれというお願いをすることは難しいでしょう。
お店側もその影響力をしっかりと理解し、対策する必要があります。
【お客様の迷惑行為による炎上】
今回はインフルエンサーの投稿による炎上でしたが、飲食店が気を付ける相手はインフルエンサーだけではありません。
2ヶ月ほど前から続く、飲食店での迷惑行為による炎上は記憶に新しいと思います。
一般のお客様の動画でさえも、お店に大きな影響を与えるようになってしまっているのです。
【動画=悪影響ではない。】
しかし、動画投稿全てが悪というわけではないということもお店側は理解しておく必要があります。
迷惑行為により、回転寿司の客足に影響が出始めたときには様々な著名人が尽力していました。
また、飲食店における集客方法にInstagramをはじめとしたSNSが有効であることは飲食店経営者であればご存じでしょう。
飲食店は今後、影響の強いSNS・動画投稿に対してどの様に向き合っていけばいいのか。
【飲食店に出来ること】
炎上対策として、飲食店が出来ることは大きく3つあると考えられます。
①コツコツと何を撮られても大丈夫なサービスを続ける
当たり前ですが、お客様が満足いくサービスをしている場合、お店の評判が下がるような評価をすることは難しいでしょう。
まずは、お店が「いつでも」安心して、美味しく食べられるお店であり続けることが最優先の対策です。
②動画撮影等に対するルールを定める
お店・会社の中でしっかりとルール作りをすることが重要です。
『写真は良いが、動画撮影はNG』『本人以外の人が映る撮影はNG』『違反行為があった際の対処』など出来るだけ細かくルールを作成してください。
<効果>
〇迷惑行為に対して、従業員が注意することが出来るようになる。
ルールが定まっていない場合、従業員は自信をもって注意することが出来ません。チェーン店の場合、店長であっても注意が正解なのかを判断できないこともあります。どういった行為が迷惑行為に当たり、どのように注意するのかをはっきりさせることが大切です。
〇お客様に対して、どのような処罰が与えられるのかを提示することで抑止効果につながる。
現在様々な飲食店が、迷惑行為に対する方針を決定しています。謝罪を受け入れない。賠償金を請求するなど、どのような処罰があるのかを分かるようにしておくことが抑止効果になります。
〇どういった内容なら投稿しても良いかをはっきり掲示しておくことでPRも進んで行うことが出来るようになる
飲食店において、SNSはPRの場でもあります。ルールの範囲内で積極的に拡散してもらうことはお店にとってもプラスになります。『商品の紹介、是非お願いします。』など分かりやすくすることで、宣伝投稿を増やすことに繋がります。
③お客様との接点を増やす
回転寿司で迷惑行為が相次いだのは、可能な限りお客様との接点を減らしていこうと省人化を急ぎ過ぎた結果でもあると考えられます。
改めて、お客様との接点を考え直してみましょう。
信頼は築き上げるのには時間がかかるが、失うのは一瞬
従業員・お客様を守れるのは経営者のあなたです。
SNS・インフルエンサー・動画撮影など、他人事とは考えずにお店の炎上対策進めていきましょう。
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