【飲食業界毎日ニュース】米国、鶏卵価格6割上昇! 日本は37年ぶり高水準
2023年1月30日(月)の飲食業界に関するニュースをお届けします。
飲食業界に携わる方に必読の記事を紹介し、分かりやすく解説しております。
忙しい方は『解説・所感』の部分だけでも読んでいただければ、飲食業界のトレンドなどを掴むことができると思います。
本日のニュース
米国、鶏卵価格6割上昇! 日本の卵は37年ぶり高水準
自治体主体のコロナ対策終了相次ぐ
しょうゆ差しなめる迷惑行為動画の掲載判明 スシロー「厳正に対処」
米国、鶏卵価格6割上昇! 日本の卵は37年ぶり高水準
【要約・解説】
米国はインフレによる影響に加えて、鳥インフルエンザの蔓延により鶏卵の価格が前年同月比で6割上昇しました。日本における鶏卵の価格は過去5年と比べて13%上昇しております。
日本も鳥インフルエンザ蔓延による価格高騰の可能性も!
ここ数日で鳥インフルエンザに関する殺処分が相次いでいます。
千葉県では28日に25万羽のニワトリの殺処分を決定
宮城県では29日までにこの農場のアヒル9495羽を殺処分
(https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230128/1080019868.html)
(https://news.yahoo.co.jp/articles/d6b10ef3fa1d7e317c47657cfa7008d5d97a4a13)
鳥インフルエンザのピークは5月ごろまで続くと言われており、このまま続いては日本でも米国のような値上げの可能性もあるかもしれません。
原材料の値上げに対して飲食店は対策が難しいですね。。。
既にメニューの値上げを行なっている飲食店も多いですが、ここから更に原材料が上がっていくとなるとコロナの影響で体力を削られた飲食店はさらに厳しい戦いを迫られてしまいます。
自治体主体のコロナ対策終了相次ぐ
【要約・解説】
各地の自治体で新型コロナ対策のために行われていた対策が終了しております。宮城県の大型接種上の閉鎖や千葉県の飲食店に送る感染症対策認証制度が終了します。
新型コロナウィルスが5月8日で『5類』に移行し、飲食店のコロナ対策のガイドラインも変更になります。具体的にはまだ明らかではありませんが、飲食店でのマスクやパーテーションなどの対策緩和も検討されています。各自治体でもこういったコロナ対策の終了を見ていると、3年続いた新型コロナもようやく落ち着くかもしれません。
この3年間で、コロナによって人々の外食に対する印象は変わってしまいました。ここからアフターコロナに向けてまたみんなで楽しめる飲食店を作っていきたいですね。
しょうゆ差しなめる迷惑行為動画の掲載判明 スシロー「厳正に対処」
【要約・解説】
先日のはま寿司で他人のお寿司に無断でわさびを載せる事件がありました。それに引き続き、今回はスシローでも醤油さしの注ぎ口をなめるなどの迷惑行為が判明しました。
新型コロナが蔓延する2019年までは、回転寿司では沢山のお寿司がレーンを流れていました。「食べたいお寿司を食べたいだけ」食べられることがファミリーにも大人気です。コロナへの対策としてオーダーの入ったお寿司だけがレーンに流れるようになりましたが、一部店舗ではオーダー以外のお寿司も流れるようになってきていました。
そういった中での相次ぐ迷惑行為により、今後の回転寿司業界はどうなるのでしょうか。迷惑行為をネットにあげられたはま寿司・スシローの今後の対策に注目です。
まとめ
本日は『鶏卵の価格上昇』『新型コロナウィルスの対策終了』『スシローでの迷惑行為』をご紹介しました。
少し暗い内容が目立ってしまいましたね。原材料価格の高騰や迷惑行為がアフターコロナがもうすぐそこまで迫っている中で、飲食店にとって逆風とならないことを祈るばかりです。
本アカウントでは、こういった飲食店における重要な情報を毎日配信していきます。ニュースだけでなく、飲食店におけるノウハウや財務諸表の解説なども配信し、飲食業界で活躍していきたいと考える人の力になれるように頑張ってまいります。
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