20210216 DIMEのコンパクト撮影スタジオを使ってiPhoneXsとCanon PowerShotとの撮り比べ
ネット界隈で評判となっていた、DIMEの付録。
その名も、
「コンパクト撮影スタジオ」
LEDのライトが20個ついているもので、小さいものを中に置き物撮りを簡易的に行うのに使えるものが、付録としてついてきていた。
アマゾンや楽天ブックスなどはあっという間に売り切れたみたいだったが、駅の中にある本屋に立ち寄ってみたら普通に在庫があったので購入してきていた。
開封していなかったけど、日曜日あたりにちょっとどんなものか試してみたくて開封。
使ってみると、結構LEDが熱を持つ。
だから、短時間でチャチャッと撮影する必要はありそう。
で、実際に撮影してみた。
使ってみたカメラはiPhoneXsとCanon Power Shot SX100 ISの二つ。
モデルになってもらったのは、京セラTzoom。
どちらも撮って出し。
iPhoneXsのレンズは、ワイド側4.25mm(35mm換算で26mm相当)の方。
こちらはCanon Power Shot SX100 IS。
撮影データは20.1mm(35mm換算で112mm)でマクロ撮影、露出はプログラムオートで撮ったけれど、データを見るとISO200のf/3.5、1/80sになっていた。
こうやって、カメラを変えて撮ってみて比べるのも面白い。
そして、古いデジカメではあるけれどPowerShot SX100ISもたいしたものだなぁと感じる。
こうした、照明器具というか撮影する条件を整えると、何も問題はない。
WEB上で見る程度のものならば、ほんとにこのカメラで十分だなぁと感じる。
改めて、必要十分なカメラだなぁと感じる。
道具としては文句ない。
自分の場合、エモいと言われるようなものがよくわからない。
フィルムで撮影したみたいなデジカメの画像が「エモい」と言われたりするが、それならばはじめからフィルムで撮影すればいい。
フィルムで撮影することの面白みは、完全に趣味の世界。
それに対して、デジカメで撮影することは、どちらかというと記録の世界のような気がする。
おそらくレタッチやらすると、作品というものになるのかもしれないが。
このようなコンパクト撮影スタジオの様なものを使うときは、道具として徹するカメラを使うのが相性が良いだろう。
そうすると、iPhoneXsよりもデジカメの方が自分の場合は良いのかもしれない。
iPhoneXsを使いこなせていないだけなのかもしれないけれど。
どう考えても、10年以上前のコンパクトデジカメよりもiPhoneXsの方が性能が良いはずだから。
結局、使う側の能力の問題になってくるのかもしれないが、必要なものをさっと手に入れることができるものがたまたま古いカメラだっただけなのかもしれない。
もしかしたら、こうして新しいものに興味が湧かなくなっていくのだろうか?
古いもので十分というのが増えてくるほどに、新しいものへの興味がなくなるのかもしれない。
まあ、比較することは大事なのかもしれないけれど。