京セラT-Proof フジカラーC200 その2
35mmコンパクトカメラでこれまで一番出番が多いのは、京セラT-Proof。
やっぱり、信頼感がある。
荷物の量を考えて持ち出すコンパクトカメラは1台となると、これを持ち出すことが多い。
まあ、このカメラについては中古で買ったものではなく、新品で購入したものだし、愛着もある。
フジカラーC200を入れて撮ったもの。
いつもの狭い行動範囲の中で撮ったものだから、被写体も代わり映えしない。
しかし、今撮っているところは10年以内になくなってしまうところでもある。
これから、この町は再開発で姿が変わってしまうことになっている。
だから、今をとり続けたい気持ちが出てきて、同じような被写体でも全然かまわない気持ちでもいる。
きっと、撮った日が違えば建物や木々の表情も違うし、その瞬間はその時だけのはずだから。
今は、とり続けること。
それだけを意識している。
これは、フィルムのスキャンがもう一つ上手くいっていないけど、フィルムの持つ力を引き出せたときの感動がある。
何度もやり直して、向き合う事が出来るのもフィルムの良いところだと感じている。
そういう、アナログな向き合い方が好きなのかもしれない。