20210813 雨の日の定点観測・・・オールドデジタルカメラ遊び(Canon Power Shot SX100IS)
オールドデジタルカメラの苦手なところは、暗いところ。
今のデジカメは、ものすごく高感度で撮影してもノイズが出ないし、手ぶれ補正機能もかなり優秀になっている。
それに対して、オールドデジタルカメラは高感度はせいぜい800位まで。常用が100前後なので、シャッタースピードも遅くなり、手ぶれが連発ということになる。
今日はそれでもいいと思って、いつものCanonPowerShotSX100ISを持って、クリニックの行き帰りを歩いた。
スーパー横の路地。
空は完全に飛んでしまっている。
ダイナミックレンジも古いカメラは弱い。
花屋は、お彼岸のお墓参り用の花がたくさん並んでいる。
雨が降っていて色が余り目立たないような状況でも、カラフルで賑やか。
橋の上は、色のあるところが少ししかないように見えてしまう。
橋の欄干にある飾りのところで、強い雨に打たれながらもじっとしているカラス。
結構近づいてシャッターを切ったが、ちらっとこちらを見ただけでまたすぐに元の姿勢に戻ってしまった。
橋を渡りきったところの鬱蒼と草が生えているところにいくと、大きな葉の上に水玉ができている。
葉の表面の細かな毛のようなものが、水をはじく役割をして水玉を作っている。
そして、水玉がレンズの働きをして、葉の表面の様子を拡大して見せてくれている。
クリニック終わり。
TSUTAYAのビルには、お盆休みであったり緊急事態宣言であったり関係なしに、多くの人が出歩いている。
スターバックスの席も満席。
カメラのアングルを地面すれすれまで持って行って撮影してみた。
うーん、どうなんだろう?
郵便ポストも「ずぶ濡れ」という表現がぴったりの状況に。
そのなかで、滴が垂れそうになっているのを見つけたので、カメラを向ける。
ビニール傘に当たる雨粒も、大きな音を立ててどんどんと流れ落ちていく。
川を覗いてい見たら、かなり増水して水の流れが速い中をカモが3羽、上流へ向かって泳いでいる。
このあと、大丈夫なのだろうか?
橋の下に目をやると、ハトがハトよけのワイヤーを巧みによけながら、雨宿りをしている。
結構な数のハトがいたけれど、ワイヤーは役に立っていないようだ。
まだまだしばらくは雨が続く予報が出ている。
気温も下がっているので、完全に秋雨模様。
今年の夏は、もしかしたらものすごく短いのかもしれない。
こんな長雨、この時期にはあまりないのだから。
既にニュースでは、災害が起こってしまっているところも伝えられている。
自然の力はすごいもので、それから身を守るためには自然をよく理解しておくしかないと思う。
これもまた、生きていくためのリテラシーだと思う。