![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61314818/rectangle_large_type_2_0d1e85cab3c5a9ae827ac5dd8746195d.jpeg?width=1200)
20210916 オールドデジタルカメラ遊び・・・CCDセンサー800万画素と1600万画素の違い
昨日のクリニックへの行き帰り、早速CanonのPowerShot SX160ISを持ち出して使ってみた。
行き帰りの合わせて徒歩10分くらいの間に64カットほど撮影した。
それと、ずっと使っている800万画素のSX100ISと何カットか比較してみるつもりでも撮影してみた。
写りの違いって、どれだけあるのか興味があったから。
まずは、いつもの被写体
SX100IS
SX160IS
これを撮影した時点で、SX160ISはホワイトバランスを自動にしたままだったの気付かず撮影したので、SX100ISと比べると色味が若干青っぽい方へ寄っている感じがある。
noteで見る限りは、差が余りわからない。
取り込んだMacの「写真」アプリでも見比べてみたけれど、ものすごく拡大しない限りは印象が変わらない。
どちらもワイド端ではないので、レンズのゆがみも少しはマシな状態と言えるのかもしれない。
ワイド端比較
SX100IS
SX160IS
ワイド端はSX100ISが35mm換算で35mm、SX160ISは35mm換算で28mm。
その差がそのまま出ている。
こんなに写る範囲が違ってくるのかというのがわかる。
SX100ISは、ワイド端で使うとレンズによる樽形のゆがみが出てきたりするのだけれど、遠景を撮ると余りそれが出ない。
SX160ISも、同じような傾向があるのかもしれない。
次は、望遠端
SX100IS
SX160IS
テレ端はSX100ISが35mm換算で350mm、SX160ISが448mmなのだけど、実際に撮影してみるとかなり違う感じがする。
正直なところ、こんな望遠を使いこなせるのだろうか?と感じる。
便利だったAFの機能
メニューを見ていると、AFに「キャッチAF」というのが選択肢にあった。
これは、最初に写したい被写体を中央に位置してシャッターを半押しすると、カメラを動かしてもずっとその対象物をカメラが追いかけてピントを合わせ続けてくれる機能。
小さな植物や花を写そうというときに、風で揺れてピントがずれるということはよくあるのだが、そんな動きにも対応してくれる。
その機能を使って撮影してみたのだけど、良い感じかもしれない。
望遠は遠いところを写すだけでは無い
テレ端にしてマクロモード、AFはキャッチAFにして撮影してみた。
テントウムシの色が赤くないのは、元々このテントウムシの色がそんなに赤くなかったからなので、ほぼ見た目通りに写っている。
どちらも望遠端にして撮影したのだけど、拡大して写すという意味合いでの望遠というのも使えるのだなぁと実感。
ただし、望遠端では最短撮影距離が60cmになる。
しかし、ズームの真ん中くらいでは、最短撮影距離が90cmになるゾーンも出てくる。
いつもの風景を撮ってみる
昨日は、クリニックが終わる15時過ぎからようやく晴れ間が見え始めた。
それでも太陽は雲に隠れたりしながらという感じだったので、日差しは弱い。
中央重点測光では無いけれど、AFの位置を少しずつ変えると、露出はこんな感じで変わる。
その様子を、カメラの液晶で確認することは十分出来るので、困ることは無いだろうけれど。
くもりの日の露出というのは、難しい。
空が白飛びしやすい感じがある。
CCDセンサーは、元々ダイナミックレンジが狭いというのもあるかもしれない。
行き帰りの10分間だったけれど
クリニックの行き帰り、駐車場から病院までの10分間をSX160ISで撮ってみた。
カメラの機能は5年間でかなり進歩している。
撮影するのに、とても便利な機能が追加されているところは、流石Canonという感じがしないでも無い。
コンパクトデジカメでも出来ることが増えて行っている時代というのもわかる。
この頃の携帯電話に付いているカメラよりも、絶対的によく写るのは間違いない。
そしてそのアドバンテージは、暗いところで無い限りはCCDセンサーのこのカメラであっても、今でもあると思う。
やっぱりカメラ専用機に出来ることはまだまだあると思う。
また、この機種は元々売り出された当初から販売価格が2万円を切る価格設定だった機種。
今時、これだけの昨日のあるデジカメが2万円を切る価格では手に入らなくなってしまった。
選択肢が少なくなってしまっているのは、流石に売れなくなってしまったからというのも実感できる。
コンパクトデジカメにもメーカーがかなり力を入れていた時代の製品だというのも、使っているとカメラから伝わってくる。
それにしてもやっぱり残念だったのは、グリップ。
使っている内に、指の疲労感がとても大きくなってきた。
これは、SX100ISでは無かったこと。
カメラの大きさというのは、携帯電話からスマホに切り替わり、スマホのカメラの性能がどんどんと向上してきた事で、カメラを持って出てくれるようにと大きさが小さくなる傾向にあった。
たしかに、自分もだんだんとカメラの大きさが小さくなっていき、SONYのCyber-shotなどは自分が持っているコンパクトデジカメでは最もコンパクト。
でも、カメラ専用としてのメリットを考えると、カメラはカメラでそれなりの大きさが必要なのでは無いかと感じるところもある。
スマホと棲み分けをするのには、そこがはっきりしてくれている方が案外迷わず使いやすいような気がする。
実際、SX100ISはすごく使いやすい。
手に持っていても疲れないし、手のひらにしっくりくる。
そして、電源ボタンを押せばすぐにシャッターが切れるというのも、スマホのカメラを使うよりも素早く撮影できるという状況にできる。
これは、カメラ専用機ということの利点でもある。
だからこそ、手になじむってすごく大切な気がする。
SX160ISも、使っている内に手になじむようになるのかな?
あと、ストラップのひもは変えた方が良いなぁと感じた。
元々付属のひもが断面が丸くて細いモノだったことで、手首にぶら下げて持つと結構食い込む。
ストラップは手になじむモノに交換する必要がありそう。
とにかく、もうちょっと色々なところに連れ出して撮影してみて何だろうなぁ。
専門家というわけでも無いわけで、ずっと使い続ける前提で手に入れたモノなのだから。
それなりの工夫をして、使いこなせるようにして行く。
どんな状況に合うのか、色々試してみないとね。
そうすれば、TPOに合わせたカメラ選びの選択肢がさらに増える。
その辺が、色々なカメラを持つ面白さの一つなのだと思う。