OLYMPUS XA その2 いつもの定点観測(縦位置ばかり)
ほぼ、毎日違うカメラを使って、シャッターボタンを押している。
これは、9月中旬に撮ったもの。
いつも使っていた写真屋さんが閉店してしまったので、ネットの写真屋さんに初めて出してみた。
それが10月6日にできあがって帰ってきたので、取り込んでみたのだけれど、カメラによる個性なのかフィルムによる個性なのか、今回現像に出したカラーフィルム4本の内、この1本が一番まとまりがあった。
フィルムはFUJIFILMの「記録用カラーフィルム100」。
いわゆる業務用のフィルム。
多分、普通のフジカラー100と中身は同じものだと思われる。
そして改めて感じたのは、ネガカラーフィルムの中では感度100のフィルムがやっぱり一番好きだなぁという事。これは、コダックでも同じ。
フィルムの好みってあると思うが、たくさん撮っていると好みのフィルムというのが出てくる。
今は、値段も高くなり種類も減ってしまったので、手に入れるにはちょっとした勇気もいるが、それでもできあがったものを見ると、やっぱりやめられない。
デジタルも良いけれど、
「やっぱりフィルムは良いなぁ」
と、思ってしまう。
本当に、代わり映えしない。
どのカメラで撮ったとか、どうでもいいような気もしないではないけれど、これでも毎日楽しんでいる。
作品を撮っているという感覚よりも、カメラという玩具で遊んでいるという感じが強い。すごくお金の掛かる遊びではあるけれど。
しかし、以前にも書いたけれど、この風景は10年もしないうちになくなってしまう。iPhoneだろうがデジカメだろうが、どんなカメラでも良いから、とにかくこの場に立つと「シャッターを押して残しておきたい」という気持ちが湧き出てくる。
残したところで、何かなるというものでは無いかもしれないけれど。
それでも、残しておきたい。
その衝動で、シャッターを切っている。
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