デジカメの旬 Canon Power Shot S7・・・その2
デジカメとパソコンのつながりというのはとても大きいと感じる。
自分の場合、自分でデジタルカメラを使い始めた頃のPCは、Windows98だった。当然ながらマシン自体にそんなにデータが保存出来るだけHDDの容量は大きくない。なので、必然的に外部メディアに保存するようになる。当時、CD-Rドライブが一般的になってきて、自分の使っていたWindows98マシンもまたそれが搭載されているのが売りになっていた。
そんなこともあって、デジカメのデータはCD-Rに保存したのだが、そのメディア自体が行方不明になり、データを見ることが出来ない。
ところが、デジカメのデータ保存に関してMacを使い始めてから、デジカメデータについて悩まなくて良くなった。
Windows98マシンがクラッシュしてしまい、ほとほとWindowsマシンが嫌になったので、Macに乗り換えたことがきっかけとなった。
iBookG4というノート型パソコンを購入したのは2004年。
当時のOSはMacOS10.2だった。
ちまたでは、それまでのMacでは考えられないほどの安定性という事で評判だった。確かに、学生時代に大学で使っていたMacOSは6とか7の時代(漢字Talkって言っていた)で、メモリの管理が上手くいかなかったりするとデータが飛んでしまうことは、日常茶飯事だった。上書き保存の重要性をしっかりたたき込まれたのは、その時期だったかもしれない。
話がそれてしまった。
2004年に購入したMacでは、写真の管理としてiPhotoというアプリが標準で付いていた。USBでカメラをMacにつなげば、画像ファイルを自動的に吸い取っていってくれる。しかも、自動的に日付ごとだったり、吸い取ったまとまりごとでアルバムを作ってくれる。
IXY Digital200を使っていた後半ではあったが、まだCFなどのメディアがそんなに安くなかったこともあって、吸い取ってはメディアの中身を消去してという使い方をしていた。
Power Shot S70を使い出してから、本体のHDDの容量があっという間になくなることになった。200万画素から700万画素になったこと、フィルムカメラが仕事の記録などではほぼ戦力外という状況になったことでデジタルカメラ依存が大きくなったこと、そういったことからディスクの容量を圧迫していった。
そこで、外付けHDDにデータを移し、iPhotoを運用するようになった。
そのiPhotoというアプリも「写真」というアプリに移り変わった。
長い間使っているうちに、デジカメで撮影した画像の枚数は2004年から2020年の今日までで、46,786枚になっている。
こんな枚数がすぐ出てくるのも、写真アプリのおかげ。
そして、写真アプリの機能としてスマートアルバムという機能があるのだが、この機能を使ってデジカメごとに撮影した画像を振り分ける事をしてみた。
そうすると、Power Shot S70で撮影している枚数は2,681枚。使用していた期間は2006年〜2008年。
コンパクトデジカメとしては画像の枚数が一番少なく、期間も一番短いことがわかった。
このカメラは、旬がとても短かったのだ。
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