20210318 PENTAX MZ-5と50mmレンズの組み合わせ
いつだったか、最近買い足したPENTAX MZ-5につけるための50mmレンズ。
このレンズをつけて、フィルム1本撮影した。
フィルムはFUJIFILMのX-tra400。
うどん屋さんの店の前。
のぼりに風が当たってはためいている瞬間がよく撮れている。
これもどこかの店先。
ひょうたん型の札がたくさんぶら下がっていたのだけれど、立体感のある感じに撮れている。
フィルムらしい模写という感じがする。
ISOが400のフィルムなので、店先のちょっと暗めのところでも撮影することができている。
商店街の様子。
この町は、まだまだ昭和の匂いがプンプンと残っている。
しかし、さすがにコロナのおかげで閉まってしまった飲食店が増えてしまった。
定点観測のベランダから。
無限遠の写りは、もう一つという感じがしないでもない。
風景は苦手なのかも。
隣のアパート工事現場。
夕方の陰の長さで暗いところは、もう一つという感じか。
しかし、これはフィルムの性能もあるかもしれない。
これもベランダから。
キャノンやニコンと比べると、輪郭が太いような感じがしないでもない。
部屋の中のぬいぐるみ。
照明をつけていない部屋。
窓からはそんなに離れていないので、そこそこの明るさはあった状態。
絞りは開放にまでなっていなかったと思う。
近づいて取ることができるし、ボケ味はそこそこ良い雰囲気を持っている。
テーブルの上にのせたものを撮ってみる。
絞りが開いているので、被写界深度がほとんどない。
だから、ピントの合っている範囲が少しだけ。
物取りをするのなら、もうちょっと絞った方が良いのは確か。
MZ-5はファインダーの右側に情報を示す部分があって、それが視野に食い込んだ形になっている。
そのせいか、被写体が中心から若干左に寄った感じになってしまっている。
これは自分の癖かもしれない。
MZ-5のことを書くときに、AEロックがないことを何度かあげてきた。
しかし、よくよく考えればプログラムオートにするのではなく、露出をマニュアルモードにして撮影すれば良いだけということに気がついた。
どうも、AFのカメラを使うと、何もかも全自動という意識になりがちだし、内蔵されているコンピュータに頼ってしまうのが前提の撮影になってしまう。
NikonのFM10やフジのGW690Ⅱ、ヤシカフレックスを使うときなどは、光の量を見て露出をかんで決めて、絞りとシャッタースピードを決めて撮っているし、それで何も問題がないのだから。
ましてや、露出計がついていないわけではないし、それを頼りにすればダイヤルを回せば良いだけのこと。
ということで、ちょっとMZ-5の使い方については、今後さらに煮詰めていくことができれば良いなと考えている。
まあ、それにしてもぶらぶらと町中を歩くときのスナップカメラとしては、一眼レフでありながら小型であることのアドバンテージはとても大きいなと実感している。
良いカメラなのは間違いない。