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20241112 手ブレ補正機能が壊れているE-P2はオールドレンズ専用機に

ブラックのオリンパスペンデジタル E-P2がある。
これも、田中長徳さんの本の影響で、ヤフオクで安く出ていたものを4年前手に入れた。
手に入れるときから、手ブレ補正機能が壊れていることが書かれていたが、キットズームレンズが付いていたので、実質レンズ代という感じではあったので、壊れたものを手に入れたという損をしたという感じは当初からない。
実際に、レンズの方はこのカメラに付けず、ほぼほぼ他のカメラにつけて使っている。
となると、このカメラはほぼほぼ使わないで置きっぱなしになっていた。

しかし、よくよく考えれば、昔のカメラは手ブレ補正機能などついていないのが当たり前。
ならば、オールドレンズなどを付けて楽しめば良いんじゃないの?ということで、Jupiter3 50mmを付けて遊べばいいんじゃないの?という考えにいたる。

昨日の夕方に、このレンズとの組み合わせでベランダから撮影した。

ベランダから見えるお気に入りのサクラの木。
ベランダからのいつもの風景、その1。
ベランダからのいつもの風景、その2。

こういったレンズを付けて撮影するときは、シャッター優先モードにしてシャッタースピードを固定。
絞りはレンズで触るので、好みの絞りに設定しておく。
そして、ISO感度をAutoにしておけば、露出が自動的に変わってくれる。

マイクロフォーサーズなので、余り絞り込むと回折が起こってしまって画像が乱れるそうなので、絞ってもF/8まで。
夕方の少し暗くなってきた時間帯ということもあるので、絞りとシャッタースピードを触りながら、好みのモノになるように調整して、そこそこ撮れたなぁと感じたのが上の3枚。
サクラの木は、既に日陰に入ってしまっていたため、手ブレしないようにとシャッタースピードを1/500sにしていたらISOが1600になってしまった。
そこで、シャッタースピードを1/250や1/125などにして、ISO感度を下げるようにしてみたが、noteに貼り付けたこの画像の方がシャープに写っていた。
50mmレンズ、マイクロフォーサーズに付けると35mm換算で100mm相当の望遠レンズになるので、どうしても手ブレが大きく出てしまう。
手ブレ補正機能が壊れているカメラだと、止まらないからブレた写真が出来てしまうのだ。
そんなこともあって、ISO感度が大きな数字になってもシャッタースピードを稼いだものの方がシャープな画像になったのだ。

こういうのも、色々と試してノウハウが蓄積するものなんだろうな。
それはそれで楽しみが増えるというもの。
何でも、機会任せ、コンピュータ任せなものより、自分で調整しながら丁度良いものを探すというのが、デジタルな機械を扱っていながらもアナログな人間の指と頭を使う感覚になって面白い。

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