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モノクロフィルム遊び その2 再度リコーR1編
カメラに何のフィルムを入れているかわかるようになる窓をビニールテープでふさいた。
前々から気になっていたのが、ある状況になった際に光線漏れがどこかで起こっている状態。
写真の左端に出ることが多かった。
カメラのフィルムの中は、凸レンズを通って来た光が結ぶ実像になるので、上下左右反対に像が出来る。
ということは、カメラを持って構えると右側になるわけで、そこにはフィルムを見るための窓が開いている。これが原因ぽいと思ったので、モルトを張り替えるのではなく、まず応急措置として黒いビニールテープの登場となった。
で、それでもダメかもしれないと思っていたので、2012年に期限が切れていたネオパン400プレストが冷蔵庫に眠っていたから、これを使って1本撮影してみることにした。
現像してフィルムスキャンされた画像を全部見てみると、見事に光線漏れが起こっていない。
やっぱり、ここの対処がきいたということ。
それにしても、できあがった画像を見てみると、とても面白い。
古いフィルムだからだったのか、それともISOが400だったからなのか、少し粒状性が目立つ感じになっているけれど、それがまた良い。
リコーR1というカメラとの相性も凄く良いように感じる。
デジカメのモノクロモードとは全然違ったものになる。
フィルムの個性というものをすごく感じる。
なんだかわからないけれど、モノクロフィルムで撮影するのが楽しくて仕方ない。