モノクロフィルム遊び その3 Nikon FM10 Nikkor 50mm 1:1.4
ちょっと前に、銀行やら郵便局に用事があり、駅まで出たときに撮影した物。
以前にニッコールレンズの写りがデジタルデータにしてもよくわかるようなことを書いたけれど、何度画像を見直しても「こんなに写るんだぁ」と感心してしまう。
ほんとに、これだけよく写っている写真や画像という物を体験したことがなかったと言ってもいいかもしれない。
YouTubeで、
「よく写っていることだけの写真になったらいけない」
なんて言っているのを見たけれど、よく写っているだけでも感動ものだったりする。
素人としては、それだけでもものすごく満足感が高い。
電車を眺めるのに、お気に入りの場所だったりするのだけど、10年もしないうちに再開発で見ることができなくなる。
写っている電車もものすごく古い電車で、これまた数年内に廃車になるかもしれない。
それでも手入れされてピカピカに塗装されて艶やかな感じなのが見える。
こんなのが撮れてしまうと、このカメラとレンズの組み合わせは病みつきになりそうな気がする。
冷蔵庫には期限切れのリバーサルフィルムがあるし、それで撮影してもいいかななんて色気まで出てくる。
今の自分にとって、いろんな意味で気分転換をするのにちょうどいい物になっている。