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20241002 PENTAX MZ-5に50mmのレンズを付けたものが丁度良いバランスかも

フィルムの一眼レフを使うに当たって、基本は50mmのレンズを付けたものになってくる。
というか、手元にある一眼レフのボディーどれも、50mmの単焦点レンズを手に入れているというのもある。
NikonのAiニッコール50mm、CanonのEF50mm F1.8 Ⅱ、PENTAXもFA50mmとマニュアルフォーカスの50mm。
NikonのAFニッコールのDタイプ50mmを手に入れたいなぁと思いつつ、それはまだかなっていない。
AF-Sニッコールの50mmは残念ながら、フィルムの一眼レフ気ではAFが利かないので使えない。

時間があると、写真をずっと見直していくのだけれど、昨日から目に留まるのは、PENTAXのMZ-5に50mmを付けた写真が目に留まる。
というのも、露出の安定感がとてもあるからだ。
MZ-5の弱点はAEロックができないところがあるのだけれど、それはそれで案外露出に自信を持っていたからなのかなぁと思ったりもする。
カラーネガでもモノクロフィルムでも、どちらも外れが少ないのだ。

案外寄ることができる
部屋の中でもそこそこ
黒いものって露出が難しいのだが、ぴったり。
緑の木々の逆光気味を撮影するのって、とても難しいのだけど、これもぴったり。
コンクリートの質感なども良く出ている。
どのフィルムを使っても、どちらかというと若干赤みがかった発色をするが、緑もキレイ。
モノクロフィルムで撮影するのが、結構いいかも。
構造物はNikonで撮るとカリカリ感があるのだが、PENTAXはそれほどでもない。
でも良い塩梅。
質感は好きだなぁ。
小枝の一本一本まで写っている。
曇りや雨の時にこれで撮るのは案外スキかも。
窓越しの植物。手前のガラスの桟のボケ具合もいい。
駅の構造物もしっかり写っている。
アジサイの季節。ほのかな色味も良い塩梅。
蛍光灯下での部屋の中の撮影も、質感が良い。

今のカメラを基準にして考えれば、AFは遅いし、モーターの音もやかましかったりする。
その辺は、同時期のEOS55の方が遥かに静かでもある。
でも、小型軽量コンパクトな一眼レフというコンセプト、そして扱いやすいダイヤル操作。
そうしたところが、やっぱりスキだったりする。
そして、写りも安心できる。
久々に持ち出そうと思うきっかけになりそう。

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