露出計が動かないNIKON FM10とNIKKOR 1:1.4レンズ、 FUJICOLOR C200による試し撮り、定点観測
NikonのFM10。
50mmの単焦点レンズが欲しくて、中古で程度の良いものを買ってきたのがかれこれ2年前。
露出計がいつからか動かなくなり、それで失敗が怖いので持ち出すのが減っていた。50mmレンズをつけてからは、実はフィルムを1本も撮っていない。でも、やっぱり使いたいなと思って、初めて持ち出した。露出は勘で撮影。
場所は、ほぼいつもの行動範囲。ほぼ定点観測。
上は露出アンダー、下は適正露出。という事で、露出さえ合えばしっかり写る。
これまた上が露出アンダー、したが適正露出。
適正露出で撮影することが出来れば、すごく写りは良い。
FM10はMF機でボディーがプラスチックという事もあり、持っている一眼レフの中では一番軽い。小型具合では、PENTAX MEとどっこいどっこいだけれどもPENTAX MEは金属製のボディーという事もあり、やっぱり重たい。
それにしても、写りがとても良くてビックリした。色味も結構好き。
例えば、同じ日の同じタイミングで同じ絞り、同じシャッタースピードでPENTAX MEとFM10で撮ったものがある。たしか、絞りは開放だったはず。フィルムも同じFUJICOLOR C200。しょうもない写真だけど、見比べてみて色々感じるところがある。
こちらがPENTAX ME。
こちらがNikonのFM10。
多分、好みになってくるんだろうな。
それでも、こうやって見比べると、Nikonの方が良いような気がする。まあしかしながら、たかだかPCのモニタを通して見ているだけなので、プロが見るような視点にもなれるわけがないし、ド素人の戯言と思って見過ごしていただければ。
しかし、差があるのはわかる。
PENTAX MEのほうが赤っぽい。Nikonの方がコントラストがはっきり。
面白い。
Nikonにモノクロフィルムを入れてみたくなってきた。また、試そうと思う。