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20240921 OLYMPUS PEN E-P1でモノクロ

萩庭桂太さんが、デジカメのディスプレイで撮影する際、モノクロモードにして撮影するということを言っていた。
Photoshopで撮影したカラーの画像を調整する際も、いったん彩度を0にしてモノクロ状態にして、コントラストも0にしてから調整するということを言っていた。

モノクロフィルムもそれなりの値段がするし、デジカメにはRAWとJPEGを一度に記録するモードも付いている。
ならば、JPEGについてはミラーレスのファインダーのないPENデジタル1などは、モノクロで撮影してみれば練習になるかなぁと考えた。
画面の中で光のの量を気にして撮影することによって、それはカラーで画像を見てもバランスの良いものになるかもしれない。
なのでチャレンジというほどの量は撮っていないが、取り組んでみた。

あと、PENデジタル1、E-P1はマイクロフォーサーズの最初期のカメラということもあって、高感度はノイズまみれになる。
しかし、モノクロならば、そのノイズはそのままハーフサイズのPENと同様のアレと同じような雰囲気になるのではないか。
マイナスに捉えるのではなく、プラスとして、カメラの長所として捉えることが出来るかも。
そんなことも考えた。

いつもの団地。
電柱のゼブラ。
地下駅で電車を撮って見る。
ホーム。
動いている電者。

モノクロで撮影しても、JPEG撮ってだしは、「いかにもデジカメをそのままモノクロにしました」という感じがしないでもない。
ちなみに、レンズはキットズームのOlympus M.Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6。

でも、これは面白い。
色を排除して撮影すると、純粋に光の強弱だけを見る。
写るか写らないかという境界線やどれくらいの範囲の光の量で収まるのか?といった事を考えながらシャッターを切る。
すごく、頭を使う。
刺激的でもある。

モノクロフィルムでの撮影は、ファインダーを見ているときは世界がカラーに見えているから、シャッターを切る際はその光を想像して撮影することになる。
デジカメだとそれを画面で確認しながら撮影するということが出来てしまう。
モノクロで撮影することの練習にもなるんじゃないか?
今日は、カメラを持って撮影していてそんなふうに感じた。

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