20210902 川に集まる生き物たち・・・オールドデジタルカメラ遊び(CanonPowerShot SX100IS)
ほぼ毎日通る橋。
ちょっとの間立ち止まり、川の流れや土手へと目線を移すのが日課みたいなものになっている。
川はそれなりに豊かなのか、生き物たちが集う場所になっている。
特に、余り興味のない自分でもわかる鳥たちが寄ってきている。
カモ、サギ、カワウは水の中の魚を捕まえている。
橋が塒になっているのか、ハトもそこそこいる。
カラスもかなりの数が寄ってきて、広い空間で遊んでいる。
ツバメは川の土手にいる虫をおそらく追いかけているのだろう。
ビュンビュン、スイスイと飛び回っている。
川の中に浅瀬があるのだろう。
水に浮かぶのではなく、カモが完全に立っている。
よくよく見ると、口には魚を捕まえている。
川の土手へ目をやると、新しく草刈りがされたところにはかなりの数のハトが集まって、土の中を掘り返している。
ハトが頭を突っ込んでいるところから、土や草刈りをして干し草状になったモノがまき散らされる。
それが周りにいるハトに掛かるのだが、すぐそばのハトも気にせずに頭を土の中に突っ込んで土をかけかえしている。
カワウは器用に水の中に完全に潜って泳いでいる。
浮き上がってくる度に、くちばしには魚がピチピチとはねているのが見える。
上手に狩りをしている。
パッと見では、そんなに魚がいるようには見えない。水面の上から見るとやはり水面の反射で見えないのだろう。
しかし、川底が少し明るいところでよくよく目をこらすと、たくさんの魚が泳いでいるのが見えた。
こんなに魚がいるのだ。
カモもカワウもサギも、この魚たちを狙ってきているのだな。
これだけいれば、集まるのもわかる。
街中を流れている川ではあるけれど、生物の多様性を保つことの出来る豊かな生態系が存在しているのだろう。
橋の上で立ち止まって川を見ることで、一息つくことが出来ている。
自分もこの川に癒やされているのかもしれない。