21年前の空と今日の空
あまり楽しい話じゃないので
苦手な方はスルーしてください
とは言え来て頂いたのに手ぶらで帰す訳にはいきませんので
写真で文字遊びしたのを置いときます
息子がこの世に生まれた日も
こんなふうに静かに雪が降ってたっけねぇ…
誰も見舞いにも来ない寂しい寂しい初出産…
腹回りの痛みに耐えつつトイレへ行くたび
ただ静かに降る雪をボーッと眺めていた
あの日の空を思い出したわ
今日の雪はあの空とそっくりだ
病院の中にも知り合いもない
同時期に出産した人も誰かも知らない
通院をしないままの初産
病院にも嫌がられる存在
ギリギリ産気づく前に滑り込んだたった1度の健診
受け入れて貰えただけありがたいことだった
当時何もする事が出来なかった私
私の事をどこの誰とも知らず病院探しをしてくれた義母…全て手続きをしてくださった事に感謝しかない
その頃元夫は仕事仕事と逃げてばかり。
なにもしなかった。
なんなら、家にほとんどお金も入れてなかった…
よく生きてきたなぁ〜この21年
今はあの頃の事を振り替えれるほど
傷も消えて穏やかに過ごしている
世の中にそっとしておいて貰える事に感謝
noteで出会った創作家達に感謝
やっと
この悪しき日の記憶を書けた気がする
書くことで浄化するわけじゃないけど
モヤモヤした何かは癒されるのかもしれない
もう忘れていい記憶
とは言え…
こんなふうに静かに降る雪を見る度に
思い出してしまうのだろうけれど
もうただただ懐かし遠い記憶になれたことに
感謝である
それなりに人として生きてきたんだなぁ…
母らしくない母ですが
母業21年間お疲れ様でした…
オナガドリがそこにいた
その鳥はただ
未来だけを見ているのかもしれない
お読みいただき
ありがとうございました。
感謝🍀
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