心が動くとき、脳も動く

何かを見たとき聞いたとき『心が動く』と人は言う。

悲しい、嬉しい、面白い。

感情という名のつくものと心は強く紐付いている。

だけど、何かを感じるのは心だけではなく脳も同じぐらい動いていて消耗している。

感情が動くとき、人は考える。
何かを知るときに、人は理解しようとする。

正直、今日見た映画は疲れた。

ロストケア

正しいとか、正しくないとか、善と悪とか、生と死とか
そんな簡単に線引きできない。

映画を見て想像の域を超えなかった事実がリアルに、
そして、遠くないその現実が誰でも身近にあることに目を背けたくなってしまった。

逃げるも諦めるも悪くないと思ってしまう感情がよくないことに思えたりして。

心も脳もぐちゃぐちゃでパンパン。

でも、それは大切なことで考える機会、想像の範囲が広がることが
思いやれる人の数を増やす。

変えられないことに目を瞑るのではなく
考えること知ることを辞めてはいけないんじゃないかと。



誰かの正しいは、誰かの悪で
誰かの悪は、誰かの救いかもしれない。

そして、誰かの救いは世間の悪かもしれない。

人に心と脳がある限りは、全部に線引きをすることは難しい。

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