見出し画像

雨の休日にローカル線でリフレッシュ!

こんにちは。最近はPCを開けると、ローカル線や観光列車などの「列車の旅」が載っているツアーをみつけては色々妄想している自分がいます。
先ほど、興味本位で『鉄オタ診断』というものをやってみたのですが、私は「乗り鉄」の部類になりました。カメラも好きなのに「撮り鉄」ではないようです。

そんな乗り鉄デビューの千葉県銚子市に宿泊するまでの1日を書きたいと思います。
今回のテーマはずっと乗りたかった千葉県の「小湊鉄道&いすみ鉄道」と「銚子電鉄」です。

ある日の日曜日、”横浜駅”から出発。まずは”新宿駅”に向かうために6:45頃、ホームでJR湘南新宿ラインを待っているとなんと!別のホームに動画で見たことのある「サンライズエクスプレス」が停車してたのです。
初めて見たので大感動でした。
かっこいいなぁ…寝台列車乗ってみたいなぁ。

山陰エリア・四国エリアと東京を結ぶ寝台特急
「サンライズ出雲・瀬戸」

早朝の「サンライズエクスプレス」との出会いですっかり目が覚め、はりきって”新宿駅”に向かいます。到着したらお楽しみの駅弁を『駅弁屋・頂』さんで購入。

丸政の「新宿弁当」(1200円)
味のバランスが良く種類も豊富で美味しかったです

”新宿駅”から乗車した「特急新宿さざなみ1号(館山行き)」に揺られながら駅弁を食べて、小湊鉄道に乗るため千葉県の”五井駅”で降りました。

『新宿特急さざなみ1号』
"新宿駅"から"五井駅"までの乗車時間は63分

”五井駅”では”PASMO”などのICカードは使えないので現金で切符を買います。今回は小湊鉄道といすみ鉄道を利用したいので「房総横断乗車券」にしました。こちらにすると170円お得です。

1万円札だったので、隣の窓口で対応してもらえました
”五井駅”ホーム

この日は大雨の予報です。そのうえ、風も強いので無事に運行してくれるか心配でしたが大丈夫でした。

雨の日も風情があっていいです
小湊鉄道は、1925年に開通した非電化・単線の路線
”五井駅”から”上総中野駅”間の運行
車内、扇風機がレトロで優しい
乗務員室、左上には「キハ213」と書いたプレートがありました

よく目にする鉄道車両のカタカナと数字の組み合わせ。
「キハ」の「キ」とは気動車(ディーゼルエンジンの付いた車両)で「ハ」は普通車という意味だそう。面白そうなので他の記号的なものも色々調べてみたいと思いました。

小湊鉄道で”五井駅”から80分かけて18か所の駅を巡り、終点の”上総中野駅”で降りた後、更にいすみ鉄道に乗り換えます。その間6分しかありませんが、ホームに出るとすぐに黄色い電車が迎えてくれます。

小湊線・いすみ線の接続駅となる”上総中野駅”
乗換は簡単、2つの列車が同時に見れるのは嬉しい

雨の中、いすみ鉄道の列車に乗り込みます。
終点の”大原駅”までは全13駅、26.8 kmの約54分です。車内はボックスシートでトイレもあり、ピカピカきれいな印象。

もうすぐ「こどもの日」だからでしょうか?
”総元駅”にはこんんなディスプレイが。
今日は雨量が多いことがわかります

”上総中野駅”から9個目にあたる”国吉駅”に停車中、お弁当を売りに黄色いお兄さんが来てくれました。
思い切って「写真撮らせてもらっていいですか?」とお聞きしたところ、「はい」とこのポーズ。「魔除けに使ってください」なんて軽い冗談も!ちょっとした地元の方とのコミュニケーション楽しかったです。
もちろん「たこめし」も美味しく頂きました。

籠の中には”たこめし”と黄色い箱のポップコーン
”たこめし”(1000円)
毎日食べたいくらい飽きない味
「さんが焼き」もふっくらして美味しかった

良い思い出をくれた黄色いお兄さんに感謝しながら終点の”大原駅”を後にします。
”大原駅”から外房線・東金線・総武本線を2時間40分かけて3回乗り継ぎ、”銚子駅”に到着です。

”銚子駅”は駅前が広くてさっぱりした印象
駅中の待合室は木材多めで癒されます

あんなに電車に乗って移動したのにまだ15時。雨も小雨になってきました。
次は小湊鉄道・いすみ鉄道に続き、銚子電鉄に乗って予約したホテルに向かいます。
銚子電鉄は”銚子駅”から”外川駅”まで片道約6.4㎞、所要時間は約20分です

2021年度決算で6年ぶりの黒字を達成したことが、
話題になったこともある千葉県銚子市の銚子電鉄

車内は多くのピンクの風船&ぬいぐるみで飾られていて、知らなかったのでびっくりしましたが、栃木県の「岩下の新生姜」とコラボしている『ピンクニュージンジャー号』だったよう。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが各駅を案内する車内アナウンスが流れていたりで、地元以外からも愛されている様子がわかりました。

「岩下の新生姜」の公式キャラクター「イワシカ」がペアでつり革の一部に…

「イワシカ」達にみとれていると、あっという間に17分経過。
予約したホテルは終点より1つ手前の”犬吠駅”だったので下車して、ネットでチェックしていた駅前の『島武水産』で早めの夕食にします。

魚屋の回転寿し・地魚料理『島武水産』
銚子港で水揚げされた新鮮な旬の地魚や珍しい地魚をいただける

お店の方は明るくて「よいしょ、よいしょ、よいしょ」って笑いながら、たくさんお料理がのったお膳を持ってきてくれました。
まるまる1匹の魚の煮つけに驚いていると「ほうぼうだよ~」と教えてくれて、食べてみると美味しい!お刺身もカレイのから揚げも美味しい!
どれもボリュームがあり、お魚のありがたみをを堪能できる食事でした。

「しまたけ定食」(2,860円)
大きいお椀(普通の3倍はある)には、しっかり身も入ったあら汁

すぐ近くにある予約したホテルも清潔で良かったです。
晴れていると星がよく見えるんだろうな…と思いましたが、夜も雲が厚くて見えませんでした。天気は選べない、星空観賞はまた次の機会にしたいと思います。

「ホテル&スパ 月美」
1904年に皇族伏見宮21代貞愛(さだなる)親王が建設した別邸の跡地らしいです

今日は早朝から横浜を出発し、”新宿駅”から「特急さざなみ1号」に乗車して、小湊鉄道・いすみ鉄道・銚子電鉄と乗ってみたかったローカル線の旅を満喫できました。
列車の乗車時間6時間20分、走行距離270.4kmでしたが、短くも感じました。
天気は良くなかったけど、それも良し!

最後に、上の画像は銚子電鉄の”犬吠駅”にあった旅ノートです。
ユーチューバーの東海オンエアのしばゆーさん&としみつさんの書いた旅ノートが話題らしく、そちらは窓口で見せてもらえると説明がありました。
千葉県のローカル線ということで興味がありましたが、こんなに注目度の高い鉄道だったんですね。


駆け足で電車を乗り継ぎましたが、晴れていると途中下車しながらの旅もしてみたい。また色々調べて再訪問したいと思います。

いつもと違う景色や食べ物に出会えることが私の一番のリフレッシュ方法です。日常のふとやってるくるモヤモヤした気持ち等から距離を置いてみると、たいした事ではないなと思えるのです…(*^^*)


雨の日にローカル線でリフレッシュ!、読んでいただき有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?