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「淡路ザル好き」がお届けするサルの行動観察記録

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ただの『淡路ザル』好きなヒト(私)が、淡路島モンキーセンターを訪問し、素人目線で観たこと・感じたことを写真と共に書いています。 淡路島モンキーセンターへ訪れたことのある方はもちろ…
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#エッセイ部門

#20 オスの子育てが進化? ガアラとメダカの娘

#20 オスの子育てが進化? ガアラとメダカの娘

淡路島モンキーセンターでは、5月1日に今年最初の赤ちゃんが誕生し、その後も続々と赤ちゃんが誕生しています。

6月下旬のセンターの餌場は、よちよち歩きの子や、ママに抱かれている赤ちゃんだらけです。

一方で、大人オスが子ザルと一緒に過ごしている様子もたくさん見られます。

子ザルを可愛がるオス達🐵

まずは、群れのNo.7オロチ
彼が子ザルの世話をする様子については『#12 オロチおじさんと子ザ

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#19 季節外れの恋? モンモとハク

#19 季節外れの恋? モンモとハク

🐵同い年の2人✨

まずは今回の主役からご紹介します。

1人目はメスの『モンモ』
彼女は今年(6月17日)12歳になります。

モンモは生まれつき両手足が短いので、他のサルと比較すると移動に時間がかかりますが、毎日群れのみんなと一緒に行動し、もちろん秋の山籠もり(遠征)にも参加します。
管理室の出入口前に居ることが多いので、こっそりおやつを貰うこともありますが、ご飯の時間は屋根まで上がって他の

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#14 コダマとバナナ

#14 コダマとバナナ

今回はタイトルにある『コダマ』からご紹介します。
『コダマ』は写真の真ん中で母親に抱かれている小さな男の子の名前です。

モンキーセンターの中で知名度も人気も高いお姉ちゃんの『小夏』とよく似た、垂れ目がチャームポイントの可愛い男の子です。

今回はこの『コダマとバナナ』のお話なのですが、その前に淡路ザル達がいつもセンターで食べているご飯(エサ)もご紹介します。

🐵淡路ザル達のご飯🍚

センタ

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#13 SP  キクヒメ ~身辺警護猿~

#13 SP キクヒメ ~身辺警護猿~

13代目リーダー👑ビッグ

2024年4月
桜が咲く頃になると、淡路島モンキーセンターのおサル達の恋の季節もほぼ終息です。
恋愛中のおサル達が大騒ぎしていた冬とは雰囲気も変わり、全体的に少しのんびりしているように感じます。

しかし、まだまだ絶賛恋愛中のおサルもいます。

こちらは淡路島モンキーセンターの『13代目リーダー ビッグ』
年齢は20代半ば、人間で換算すると70代半ばでしょうか。

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#2 ドングリさん🐵

#2 ドングリさん🐵

決め手は ドングリさんのお見送り🐵いざ!おサルの楽園へ

2022年2月、初めて淡路島モンキーセンターを訪問した時の話です。
センターへ到着し、駐車場から餌場へ向かう坂道にはリラックス状態で毛繕いをしているおサルさんが見え、山の中からは賑やかなおサル達の声が聞こえます。
「こんなところにも??」「そこにサルが居る!!」
ひとりで訪問していたので声は出しませんでしたが、心の中では叫んでいました。

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