ワタシは宇宙人 「時を告げる訪問者」 #37
2005年、7月。
これから本格的な夏がくるという季節だ。
その日はわたしはいつもと変わらずに、机に向かって仕事をしていた。
すると唐突にわたしの頭の中に電気が走ったのだ。
それは頭の頂点から入って後頭部の部分をトンと殴られたような、とても変な感じだった。
そしてその瞬間に察した。
あ、、時代が変わった。
何の根拠もないが「そうなんだ」と確信する感覚だった。つまり直感というものだろう。
それはとても不思議な感覚だった。まるで、自分の中に眠っていたもう一人の自分