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みんな大好きカレーライス

好きな食べ物のランキングがあれば、絶対に上位にくるはずの「カレーライス」。皆さんもカレーライスの思い出やこだわりの隠し味があるのではないでしょうか。

私が子どもの頃、食卓に出てきたカレーにはいろいろな野菜が入っていました。たくさん野菜を食べさせたいという母の愛情だったのだろうなと思います。両親の実家で食べたカレーもまた違う味わいで、それぞれに美味しくて、カレーのことを考えるだけでノスタルジーに浸ってしまいます。

そして自分で料理をするときにも、カレーには「これを入れたい」「ここは時間をかけたい」など、「こだわりたい」願望が出ます。カレーってスパイスの魔力のせいでしょうか、何でも受けて入れてくれるような不思議な魅力がありますね。

万能カレー粉


突然姉から「いつもカレールー何使ってる?」と連絡が来ました。いつもと違うカレーを作りたくて参考にしたかったのだろうと思いますが、「うちは最近カレールー使ってない」と答えました。

そう、最近我が家では固形ルーを使っていないのです。何を使っているかというと、「カレー粉」です。料理に少し加えると、どんな料理もカレー風味で美味しくなる万能調味料、カレー粉。これでカレーできるのかな? と試したものがとても美味しかったので、それ以来「カレー粉カレー」が定番化しています。


お家でホテルのレストラン


『手作りおせちで、今年も静かなお正月』にも書きましたが、昨年末は、おせち料理を作りました。三が日はおせち料理食べてゆっくりしよう、と張り切って作ったのですが、3日目ともなると、おせち料理以外の味のものが食べたくなってくるものです。我が家ではそうなることを想定し、年末のうちにカレーを作る準備もしていました。予定では1月3日の晩あたりにカレーを作る予定でしたが、おせち料理の味見のし過ぎで、元旦には少し食傷気味に。早々とおせち料理以外のものを欲し始めた私は、結局元旦午後からキッチンに立っていました。

私が作ったのは、欧風ビーフカレー(ホテル風ビーフカレー)。ホテルのレストランで食べるちょっと高級なカレーって美味しいですよね。それを自宅で再現したく、少し気合を入れて作ってみました。参考にしたのはこちらのレシピです。↓

実は、このレシピでカレーを作ったのは3回目でした。初回に作ったとき、「自宅でこんな味が再現できるんだ!」と感動したので、2回目はアレンジしてあれこれ入れたら、ちょっとアジアン風味が増し、ホテル感は薄れたので、今回は原点回帰、あまり具材を足さずに作りました。

しかし冒頭でも書きましたが、カレーを作るときには「これを入れたい」などのこだわり願望が出てきます。今回はオリジナルでセロリを加え、また滑らかな触感を出したく、かくはん機にかけました。じっくり煮て、ゆっくり寝かせて、2日目に完成。美味しくできました。

結果がこちらです↓

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舌触りが滑らかで、ちょっとホテルカレー風になったかな。
某テレビ番組で、料理が完成したときに流れるモーツァルトのホルンコンチェルト1番を聴きながら食べたくなります(笑)。
Mozart: Horn Concerto No. 1 / Baborak · Barenboim · Berliner Philharmoniker

皆さんも是非お試しください!

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