私がパーセルの音楽と出会ったのは、大学1年生のとき。
声楽の先生から課題として貰った曲、オペラ『ディドとエネアス』のアリア「私が地に伏す時 (When I Am laid in Earth)」 がその出会いのきっかけでした。
パーセル唯一のオペラ(セミオペラというものもありますが、厳密なオペラという意味で)であり、またイギリスバロックオペラの名作として知られる『ディドとエネアス』。
この曲と出会ってからパーセルの作品をいろいろ調べ、大好きな作曲家の1人となりました。
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中学高校時代、私はとにかく、洋楽にはまっていました。そのあたりの経緯は、
『カーペンターズで洋楽に目覚める』
をお読みください!
私が10代を過ごした90年代は、日本のドラマやCMに海外アーティストの楽曲が使用され、日本でも人気曲に、または日本独自のヒットになることがありました。私も例にもれず、それらの曲を好んで聴いていました。ノスタルジーに浸りながら、ちょっと振り返ってみたいと思います。
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス(All I Want for Ch