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2024年12月の記事一覧

散步香港142 < 尖沙咀 / 周潤發慈善攝影展『香港・晨』HONG KONG MORNING @海港城 >

散步香港142 < 尖沙咀 / 周潤發慈善攝影展『香港・晨』HONG KONG MORNING @海港城 >

發哥が撮った写真の展示が行われていると聞いていて、終了間近の今日になってやっと観に行けた。

これは非売品らしい。写真なのか絵なのかどっちだ?というタッチに仕上げてある。なかなか面白い。

上記以外の写真は上質紙にプリントしたものを売っている。チャリティだそうだ。ほとんどの作品が HK$18,000、發哥自身が映り込んでいるものは HK$28,000とわかりやすい値段設定。

こんな感じで完全にオ

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電影鑑賞記『點對點 Dot 2 Dot』(2014)

電影鑑賞記『點對點 Dot 2 Dot』(2014)

嶺南影像というプログラムで『點對點 Dot 2 Dot』を上映していたので観に行った。

2014年の作品。大阪アジアン映画祭で上映されたおかげで導演の Amos Wong 黃浩然や音音姐こと Susan Shaw 邵音音と仲良くなった。もう10年も前になるのか。感慨深い。

ストーリーを大雑把に紹介すると、黃雪聰(陳豪)が様々な場所にこっそり書いた線結び用の点に気付いた曹小雪(蒙亭)が線結びを完

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電影鑑賞記『這裡是吾家 Here』(2024)

電影鑑賞記『這裡是吾家 Here』(2024)

おひとりさま聖誕節3本目は『這裡是吾家 Here』。随分前から trailer を観てとても期待していた1本。

カメラ位置(アングル)を固定し、その家で過ごした家族の物語を追いかける、というような感じの謳い文句だった。アングルを固定して描くというのがとてもチャレンジングだし、Robert Zemeckis と Tom Hanks は傑作『阿甘正傳 Forrest Gump』のコンビだし、絶対に面

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電影鑑賞記『教宗選戰 Conclave』(2024)

電影鑑賞記『教宗選戰 Conclave』(2024)

おひとりさま聖誕節2本目は『教宗選戰 Conclave』。タイトルそのまま教宗(教皇)選挙戦をベースにしたサスペンス・ドラマ。

斜め上に出てる光は単に劇場のライトの映り込みなのでポスターにはありません、念のため。

時間があったことと、なんとなく面白そうだったので観た。当然ストーリーの予習も無し。タイトルで教皇選挙戦だなとだけ。

出演者はハッキリ言って Isabella Rossellini

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電影鑑賞記『往村莊的路 A Road to A Village』(2024)

電影鑑賞記『往村莊的路 A Road to A Village』(2024)

おひとりさま聖誕節だったので映画三昧にすることに。久々に非港產片を3本。

1本目は『往村莊的路 A Road to A Village』。ネパール映画だということ以外の情報無し状態で鑑賞。このポスターの絵柄に惹かれたのよね。

実は私、『那山、那人、那狗(邦題:山の郵便配達)』(1999) とか初期の張藝謀作品『紅高粱』(1988)、『菊豆』(1990)、『秋菊打官司』(1992)とかの山奥の小

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散步香港141 < 西灣河 / 影像抒寫 City Portraits - 香港電影與都市文學 Hong Kong Film and Literature@香港電影資料館 >

散步香港141 < 西灣河 / 影像抒寫 City Portraits - 香港電影與都市文學 Hong Kong Film and Literature@香港電影資料館 >

久しぶりに行った香港電影資料館でこんな展示をやっていた。「影像抒寫 City Portraits - 香港電影與都市文學 Hong Kong Film and Literature」。

映画化された小説などを採りあげた都市文学と映画の関連性についての展示という感じかな?

この柱になったスクリーンに流れる映像が肉眼だととても観難いのだけれど

スマートフォンで写してみるとあら不思議。綺麗で見やす

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電影鑑賞記『虎毒不 Montages of a Modern Motherhood』(2024)

電影鑑賞記『虎毒不 Montages of a Modern Motherhood』(2024)

東京国際映画祭2024で『母性のモンタージュ』という邦題でジャパン・プレミア公開された作品。

監督の Oliver Chan 陳小娟は『淪落人 Still Human』でその実力を知られている。この作品も期待して鑑賞。

『淪落人』と同じく、市民の日常生活の状況や起伏を丁寧に描いている。自身が母親となったことで感じたあれこれを伝えたかったとのこと。

母親になるまでわからなかったこと、街で接した

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散步香港140 < 西環 / Pokfield Road 蒲飛路 Lo Pan Temple 魯班仙師廟-2 >

散步香港140 < 西環 / Pokfield Road 蒲飛路 Lo Pan Temple 魯班仙師廟-2 >

映画と映画の間に少し時間があったので近くの蒲飛路を歩いてみた。堅尼地城から入ったので最初から急な上り坂。

とてもカラフルで美しい校舎が現れた。Saint Charles School 聖嘉祿學校。

奇しくも Christmas Day 聖誕節だったので入り口にデコレーションがなされていた。校舎内にもそのまま入れそうな雰囲気だったけれど、さすがに勝手に入るのは憚られたのでこの写真だけ。

坂の下

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散步香港139 < 深水埗 主教山 / Ex-Sham Shui Po Service Reservoir 前深水埗配水庫 >

散步香港139 < 深水埗 主教山 / Ex-Sham Shui Po Service Reservoir 前深水埗配水庫 >

Ex-Sham Shui Po Service Reservoir 前深水埗配水庫は石硤尾邨の裏の主教山にある。最寄りの地鐵站は石硤尾。まずはこの坂を上がる。(この写真は坂の上からのアングルです。)

これはこれで良い感じに朽ちた建物。

旗の間の緑の手摺りのある階段を上がる。

かなりの数の階段を上るのだとは聞いていたけれど

初っ端からガンガンに階段ある。

5時閉館で4時半最終入場。この時点

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散步香港138 < 啟德 / 『九龍城寨之圍城』搭景 撮影セット@AIRSIDE >

散步香港138 < 啟德 / 『九龍城寨之圍城』搭景 撮影セット@AIRSIDE >

AIRSIDE に引っ越してくる前、香港國際機場にこのセットがあった時の様子は以前の記事 『九龍城寨之圍城』搭景 撮影セット@香港國際機場 にてどうぞ。

さて、オープン早々に行ってきましたよ。仕事終わりの6時半に行ったので行列はそれほどでもなく、待ち時間15分と書いてあったけれど10分もかからずに入れた体感。

入り口前には大排檔。

これの右側の宣伝ポスターを撮ったつもりだったのにどうやらミス

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『The Prosecutor 誤判』11/12/2024 優先場写真館

『The Prosecutor 誤判』11/12/2024 優先場写真館

2024年12月11日・保良局による包場の慈善首映禮。クルーに回って来たチケットで行ってきた。iMaxなのでスクリーンがデカい。どれだけデカいかわかっていただけるだろうか。

しかもC列だけれどA列が無いので、実質2列目。隣が空いていたので隣へ乗り出して寝転がって観たけれど、それでもスクリーンが視界に入りきらないし、真下から見上げる状態なのでスクリーンが光ってよく見えないという悲惨な席だった。

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散步香港136 < 赤柱 / Hong Kong Sea School 香港航海學校 >『The Orphan / 人海孤鴻』拍攝地

散步香港136 < 赤柱 / Hong Kong Sea School 香港航海學校 >『The Orphan / 人海孤鴻』拍攝地

2024年11月23日、Hong Kong Sea School 香港航海學校の Open Campus Day に行ってきた。実はここ、李小龍主演『The Orphan / 人海孤鴻』(1960) の拍攝地なのである。

そうそうない Open Campus Day ということで李小龍會で事前に連絡を取り、李小龍生誕84周年記念イベントその1として会員一同で参観させていただくことになった。

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