コーヒーと私の関係性
私とコーヒーの出会いは小学校低学年の頃。
といっても、出会ったのは"コーヒー牛乳"。親戚のおじさんがくれた、仕事か何かでもらってきたジュースのセット。その中に入っていたのが"コーヒー牛乳"だった。
どこか大人な雰囲気を感じる"コーヒー牛乳"にどきどきしながら口をつけると、美味しい!と一瞬で好きになった記憶が何故か今でも鮮明に残っている。
それ以降、私がコーヒー牛乳をどれだけ飲んだのか、そもそも飲んだのかすら記憶にはないのだけど。ちなみに、今は甘すぎてあんまり飲まない。
それから10年もの時が経って、私はブラックコーヒーと出会った。出会ったときも、飲んでいたときも、私はコーヒーが好きじゃなかった。むしろ苦手だった。苦すぎる。
じゃあ、なぜ飲んでいたのかって?
"眠気覚まし"
当時の私は受験直前。にもかかわらず、全くスイッチが入らないという壊滅的な状況。眠くて眠くて耐えられない。ミンティア的なのも試していたけど、ミントが得意ではなかったから"THE ミント"みたいなものは食べられなくて。それにそれだけじゃ効かなくて。
そこで思いついたのが、ブラックコーヒーだった。もうめちゃめちゃ苦いのだけど、慣れていないから結構目が覚めるのよね。私にとってコーヒーは薬みたいな存在になった(笑。それ以降、500mlのペットボトルに入ったブラックコーヒーを1つ買ってから塾に行くのが(ほぼ)習慣になった。もちろんめっちゃ辛いミンティアもカバンに忍ばせておく。
受験結果的に成功とは言えなかったけれど、受験を乗り越えた私はなんだかわからないけどコーヒーが好きになった。多分、500mlペットボトルのブラックコーヒーよりも美味しいブラックコーヒーにどこかで出会ったんだと思う。
でも、出会い方がそんなだったから、今でもブラックコーヒーは私のスイッチ的存在である。
寝不足マックスで空きコマを全て睡眠に費やした数年前、あんまりにも課題が終わらなくて寝てはいられなかった夜、寝不足の極みの中でのオンライン授業(最高に眠いのよ、これ)、お昼ご飯後の眠気との戦い、めちゃめちゃやりたくないタスクとの戦い…
お供に選ばれるのはいつもブラックコーヒー。飲んで「よしやるぞ!」と自分に鞭を打つのである。
最高に追い込まれているときは、タリーズのガチブラック(と私が勝手に呼んでいる)が相棒(正式名称は"BARISTA'S BLACK"らしい)。美味しいし、ガツンと苦味強めで気合い入ります。苦くて全然減らないし(笑、かなりおすすめ。
ちなみに、読書のお供、優雅なモーニングのお供、切羽詰まってない課題のお供とかには、カフェラテが選ばれることが多かったりする。ゆっくり落ち着きたいときはね、甘さもほしいよね。そこにガツンはいらないってときね。
そんな感じで、私はブラックコーヒーで自分にムチを入れながら日々生きているのです。これからもよろしく、私の相棒。という感じ。
さあ、そろそろコーヒー淹れてスイッチ入れないと。
では、素敵な1日になりますように。