【お金を稼ぐことだけに意義があるわけじゃないんだ】2回目POP UPチャレンジー後編ー
Hola~アスキです!
今日は昨日の記事の続きで(昨日の前編の記事はこちらから)2回目のPOP UPの当日の模様を書きたいと思います。
昨日の記事に到着まで書きましたが、ブースをオーガナイザーの人に教えてもらい、早速ジャンと私で荷物を運び出します。
17時スタートなのですが、渋滞で16:30頃に着いた私たちはすでに焦り気味。
”私たち”というか、、、私が焦り気味なだけなんですけどね笑
ここで毎回ものすごく苦労するのが、私が「指示出しができないタイプ」の人で、人に聞かれれば聞かれるほど「どもってしまい」、聞かれることでパニックになるタイプなのです。
ジャンは助けようと
「これはどうするの~?」「これはどこに置くの~?」とか横から聞いてくるのですが、あまりに自分が集中しまっているため、耳が聞こえない人のようになってしまい(これは何でなんでしょうかね~?心理的なものがある気がしますが今日は脇においておこう)、質問に対して上手く答えられなくなってしまうのです。
それでもジャンに答えようとするのですが、今度は「英語がうまく話せなくなる」症状が急に発生してしまいます。
自分の脳が英語に対してスイッチオフになってしまい、いつもは理解できる英語のレベルより理解度が格段に落ち(というか脳が英語を理解する気がないモードになってしまう感じ)、話す時もどもってしまって自分でも何を言っているのか分からなくなるのですね。(これは疲れていると夜中にもなります。)
とにかく自分の集中力と焦っているおかげでジャンに上手く指示出しできず、結局彼も邪魔にならないよう出来ることをしよう、と言った感じで手伝ってくれます。(次回から事前に打ち合わせが必要ですね。)
でもそうなるとほぼ一人で準備しているのと変わらず、時間は過ぎていくだけ。さらに焦る、という悪循環に入る私。
そんな中、持ってきたキャンドルのガラスが一部破損していて割れているのを発見。
「危ないからどこかによけよう」と袋に入れてよけようと思ったら、案の定袋からガラスが出てきて、プスッと小指を指して、血がだらだら出てくる始末。
「OMG(オーマイゴッド!)ジャン、手を切ったからバンドエイド買ってきて~!!」と叫ぶ私。
ジャンの呆れ切った表情、、、そして彼もついに
「アスキ、バンドエイド買ってくるから、とにかく落ち着いて!お・ち・つ・い・て~!!!Deep breath!!!(深呼吸して!)」と言われます。
こんな時、よく大学のダンスサークル時代に本番近くなると必ずパニックになる私をなだめてくれていた盟友たちが頭に浮かぶ私。
何故なら私は見た目は一見しっかりしてそうなのですが、実は「おっちょこちょいアスキ」の称号を持つ「やらかしそうなことをまさにやらかす」タイプなのですね。
毎度こういうハプニングを起こし、ジャンももう何度も「やらかす私」を見ているので、彼も「また出た!アスキ」と言った顔でバンドエイドをゲットしに向かってくれました。
そして幸い車に応急手当キッドがあったというので、それを持ってきてくれて手当してくれました。
結局時間を過ぎてもまだ準備は終わらず、でもまぁ、マイアミなのでそんなことで怒る人も誰もいないので、次回への反省と思いながら、準備を終わらせました。
このマーケットは外だったので、天候も心配でしたが、天気は寒すぎず、雨も降らずちょうどよいお天気でした。
結果17時から22時までの5時間でしたが、そこまで人はいなかったものの(この日はいつもに比べてとても集客が少ないと他の出店者の人も参っていました)、他の出店ベンダーの方たちと知り合いになり、色々と話ができたり、たまたま来たというお客様に興味をもってもらったり(写真は私の折り紙をso colorful !と気に入ってくれたハローキティを着ていた女の子。オマセで可愛かったです。) 私の日本人のお友達も応援に遊びに来てくれたりして、とても楽しい時間が過ごせました。
日本人のお友達は2人来てくれて(前の記事でも書きましたが、マイアミでランダムに日本人と会う確率は本当に少ないので、会うととても心強いのです。)、1人は仲良しの女の子で、久しぶりの日本のスイーツと喜んで買ってくれてこの日の一番の上顧客様となってくれました!
最後に来た日本人の友達は男の子のDJで、彼も香港とアメリカと長いこと住んでいるので
「お~!!久しぶりにこういうお菓子みた。コーヒーゼリーて懐かしい!おこっちで見ないもんなぁ~これアメリカのお菓子て思ってたよなぁ、子供の頃は!(やっぱりそうだよね!笑)」と喜んでくれてサクラとなって、ブースの前で食べてくれました。
彼も本当はもっと早い時間に来るはずだったのですが、車がないのでバスで来るということで、ものすごい渋滞にはまってしまい(バスだとさらに遠回りなので)遅れてしまったそうで、着いた時はもう終わる時間30分前くらい。
またバスで帰るので、終電前に帰るというトンボ返りさせてしまうハメになって、申し訳なかったなぁ~と思いつつ、2人の日本人の友達が応援に来てくれて会えたのはとても嬉しかったです。
私は今回Japanese sweetsをメインに販売したのですが、今回の反省点は色々あるのですが、一番はバナーがなかったこと。
他の出店者の人たちは毎週どこかしらで販売しているような方たちが多いので、ブースに大きく「○○のキャンドル」、「○○ハニー」など、名前と何を売っているかが一目で分かるような大きなバナーを作っていて、私のブースはそういうものが一切なかったので、いまいち何を売っているかパッと分からなかった、というのが反省点。(なおかつタグを全部日本語でわざと書いたので誰も読めない)
あとは、照明器具を持ってこなかったこと。
日本だと、場所を貸しているオーガナイザーが電気なども供給してくれたりしてくれますが、こっちは何でも各自持ち込み。
すっかり、夜のイベントで暗くなる、ということを忘れていて「キャンドルあったらきれいだなぁ~」くらいに思って2つ持ってきたキャンドルが私のブースの照明となり、なんともミステリアスなブースになってしまいました!笑
幸い、周りの出店者の人たちはライティングがちゃんとあったので、そのおかげで真っ暗ということにはならなかったですが、次回はライティングも持って来なきゃ、とまた持ってくるリストが増えるのでした。
でも今回は少ないながらにも、私のやっていることに興味を持ってくれて、色々と話を聞いてくれたり、応援してくれる方に少しでも会えたのはとても嬉しかったです。
前回初めてPOP UPをしたときは$50しか売れず、あまりの赤字と疲労で号泣してしまった私。(その時の記事はこちら)
この日も金額は全然売れた訳ではなかったのですが、気持ち的には「自分に興味を持って、応援してくれそうな人々に出会えた」ということが一番の結果だな、と営業の利益換算の私から、少し成長し「ローマは一日にして成らず」と思えるようになりました。
で、結果いくら売れたの?て気になりますよね。
私のこの日の目標は$100。(これをランダムに読んでいる方は、そんなんでいいの?!て思いますよね。そんなもんなんですね、今は残念ながら。)そして結果は$80!!
でもタイトルにも書いたように「POP UPをやるのはお金を稼ぐことだけが意義じゃない。”私”を一人でも多くの人に知ってもらうのが一番大切なことなんだ」と思っている(思っている、というより、思えるようになったというのが正しいですね)ので、そういう意味では初めて会う方たちと会話ができたことが一番の成果であり、コロナ渦でなかなかフィジカルに人に会うというのが減っている中、face to faceで話せてとても良い時間だったと思えました。
そして前回もそうだったのですが、大学卒業して以来長い間、こんなに自分一人で全部準備から販売までしたことはなかったので、本当に学生時代に戻ったかのごとく、初心に戻らされる自分。
正直この年齢でこんなハードなこと、毎週はちょっと出来ないなぁ、と弱気になり(次の日は一日ぐったりしてしまいますからね笑)ジャンにも「今は隔週がいいかな」と言いました。笑
このNoteもそうですが、継続は力なり。
せっかちで、短期な私なのですが「毎日コツコツとやる」ということが逃げたくても逃げられない今年の課題のようです!
なので、めげずにまた次回もさらに良いPOP UPができるように、そしてまた新しい出会いがあるように、と頑張りたいと思います!
ではではHasta Manana!
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